服地パイセン

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平成のメンズファッションと自分の服装を振り返ると…。【2000年代、1990年代】

平成何を着ていたか

こんにちは。服地パイセンです。

 

雑誌Beginをみていたらおもしろい記事を見つけました。『デニムのシルエットから平成のファッションを振り返る』という内容の企画です。

平成ファッションシーンもジーンズが主役

出典:平成ファッションもジーンズが主役だった! 30年間のトレンドをサクッとおさらい。|雑誌Begin(ビギン)公式サイト

 

ファッションのトレンドは数年で変化し、それはパンツのシルエットにも現れます。それを年表にしてあり、なんだか懐かしいこともありおもしろく読めました。この年表を自分に当てはめて、そのとき何を着ていたのか振り返ってみます。

 

 

 

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服地パイセン アパレル業界15年以上の専門家。 「洋服のわかりづらいことをわかりやすく解説!」をモットーに、アパレル専門家ならではの視点で役立つ情報を発信します。しっかり使用した感想やアイデアなどを、あなたが製品を手にした時のことをイメージできるような内容で熱量高くまとめます。(詳しいプロフィールはこちら)。

 

その時何を着ていたか。これまでの自分の服装を振り返ってみます。

これまで自分がどんな服装をしていたのか。思い出すととてもおもしろかったです。

これまで色んなジャンルの服を着てきました。

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『流行には乗ったほうがいいよ。そのほうが楽しいから』昔、友達から言われたのですが、本当にその通りだと思います。おかげで色んな知識がつきました。

 

年表に則って、そのときを思い出して何を着ていたか振り返ってみます。

年表の『1980年末〜フレンチアイビー』まだファッションの物心がついていなかったので割愛して、1990年代から書いていきます。

 

渋カジ•裏原ブーム(1990年頃〜)

裏原の服装

引用:https://www.e-begin.jp/article/70436/

 

「渋カジ」は90年代の渋谷にいる若者のアメカジのスタイル。簡単に言うとハードなアメカジです。

 

「裏原系」は1990年代〜2000年代にかけて流行した、ストリート系のファッション。ファッションと音楽やカルチャーが融合して生まれたムーブメントです。カリスマ的な人気を誇ったブランドがいくつか存在し、今の東京のファッションの礎なっているといえるでしょう。

 

ファッション雑誌が1番影響力を持っていた時代。この頃はエアマックスやリーバイスのデニムが人気でした。ヴィンテージブームも1番盛り上がった時で、リーバイス501がすごい人気だったと思います。

 

僕はこの頃まだ中学生だったので、自分では洋服が欲しくても買えなかったので、雑誌に穴が開くほど見つめ憧れていました。

 

ストリートブランドが人気で、SUPREMEやstussyの人気はすごかったです。
そしてとにかく偽物だらけで、学校の近くの個人商店の服屋さんでは『stussy』と刺繍の入ったリストバンドが売られていたのですが、店内でおじさんがせっせと刺繍をしてそれを堂々と販売していました。

 

近所のイオンモールではSUPREMEのケイトモスのグラフィックTシャツの偽物が2000円で山積みに売られていました。偽物だらけのすごい時代でした。

 

パンツのシルエットは普通な時代です。

 

当時着ていたブランドなど

僕はこの当時中学生くらい。アウトレットで買ってもらったEDWINのストレートデニムを履いていたと思います。そういえばブラッドピットが503のCMをしていましたね。

 

ほかには雑誌でみたN-2BやN-3Bなどのフライトジャケットに憧れてましたが、中学生だったので買えませんでした。でもどうしても欲しくて、近所のカジュアルショップで6000円くらいの安物のN-3Bを買いました。

あんなに憧れていたアウターで、喉から手が出るほど欲しかったものなのですが全く気に入らず、学生時代の貴重なおこづかいを無駄にしてかなり落ち込みました。中途半端な買い物は損をすることを学びましたね。。。

 

B BOYブーム(1998年頃〜)

B-BOYの服装

引用:https://www.e-begin.jp/article/70436/

B-BOYとはブレイクダンスをする人や、そのファッションのことを指し、ダボダボのサイズの服装です。踊るときに自分を大きく見せるためにそのようなファッションになったそうです。

ちなみに、『B系とB-BOYは違う』そうで、B系はヒップホップなどの音楽を好む人や服装の事を指します。基本的にサイズが大きめの服とかアクセサリーを身につけてるんだとか。

 

とにかくズボンがずるずるな時代で、皆ワイドでルーズなデニムパンツを履いていました。ティンバーランドワークブーツを履いてる人がむちゃくちゃ多かったです。

 

当時着ていたブランド

僕自身B BOYじゃなかったのであまりよくわからないのですが、パンツのシルエットは太いのを履いてました。

 

カーハートのものすごく太いブラックデニムをよく履いていたと思います。スラブデニムという不均一でゴツゴツしたデニム生地なのですが、今思うとなかなか渋いチョイスをしています(笑)

 

セレブデニムブーム(2002年頃〜)

セレブデニムブームの服装

引用:https://www.e-begin.jp/article/70436/

極太ワイドデニムの反動もあり、スリムシルエットが流行ります

 

エディスリマンがデザイナーを務めていたDior hommeがスキニーデニムをヒットさせ、メンズファッションに革命が起きました。グラム、パンク、ロック。音楽とファッションの距離が近く、とてもかっこいい時代でした。今の30代の人にとって、この頃のファッションの影響はかなり大きいんではないでしょうか?

 

トップスも細く、短いシルエットがメインで、1つボタンのテーラードジャケットもこの時代の代表的なアイテムではないでしょうか。

 

そしてとがったファッションの人は皆スキニーを履いていました。Tシャツの形も、首の開きが大きくて生地が薄いものが人気でした。

 

当時着ていたブランド

僕はお金がなくてDior hommeのスキニーデニムを買えなかったので、レディースのスキニーを無理して履いたり、ユニクロのスキニーを穿いていました。チープマンデーや、April77のスキニーも穿いていました。

 

今はジャストサイズか、ゆったりとしたサイズをえらぶ人が多いと思うのですが、この頃は『細い方がカッコいい』という価値観だったので、ワンサイズ下を選ぶなんてこともありました。

 

ヘリテージ•NEWアメトラブーム(2005年頃〜)

ヘビーデューティブームの服装

引用:https://www.e-begin.jp/article/70436/

ストレートや若干テーパードしたシルエットでビンテージを再現したデニムが流行りました。ビンテージのレプリカデニムというやつです。

他にもNEWアメトラやネオアメトラも流行りました。わかりやすく言うと細身のアメトラです。

 

細身が全盛の中ではアメトラのボックス型のシルエットは野暮ったく見えていました。
そんな折にトムブラウン、バンドオブアウトサイダースなどがアメトラをベースにした細身シルエットを提案。
「ボックス型なのに細身」というシルエットがとても新鮮でした。

 

当時着ていたブランド

この頃はボタンダウンシャツをよく着てました。
ダンガリーシャツやシャンブレーシャツもよく着てました。アメトラ、ワークなんかがキーワードで、とにかくアメリカっぽいシャツとそれに合う革靴を履いてました。

 

ドゥニームのデニムをバッキバキに育てるのにハマってました。同じようにビンテージのレプリカデニムをリジッドから育てていた人は多いんではないでしょうか?

 

僕はこの頃にアパレルから一度離れて、サラリーマンをしていたこともあり、仕事ではスーツ姿。

イタリア系、イギリス系、アメリカ系、各国の特徴などはこの頃に色々学んだような気がします。

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ブルックスブラザーズのウールコートを買いましたか、まったく似合わなくて数回しか着ずに手放しました。
今思うと、イタリアっぽいスーツに合わせていたから似合わなかったのかもしれません。コーディネートって大事ですね。

 

シティボーイブーム(2012年頃〜)

シティボーイブームの服装

引用:https://www.e-begin.jp/article/70436/

トラッドなアイテムを肩の力を抜いて着崩すのがシティボーイのスタイル。雑誌で言うと今のポパイ、ファッジのような感じでしょうか。今では当たり前に履いている白ソックスもこの頃に市民権を得たような気がします。

 

ロールアップが流行り出したのもこの頃でしょうか。

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当時着ていたブランド

デニムパンツはアメトラブームの時のものをロールアップして履いてました。色味も薄いものではなく、リジットに近いくらい濃いめのほうが気分でした

それにグローバーオールのダッフルコート、足元は革靴、みたいなかんじで着ていました。

 

ノームコアブーム(2015年頃〜)

ノームコアブームの服装

引用:https://www.e-begin.jp/article/70436/

「ノームコア」は、「ノーマル」と「ハードコア」を組み合わせた造語で「究極の普通」ということ。

この頃はとにかくシンプルで、定番アイテムをベーシックなカラーとシンプルなコーディネートで楽しむ、『おしゃれをしないことがオシャレ』という価値観のファッションでした。

 

白いTシャツにデニムパンツのような、とにかくシンプルイズベストでした。服装がシンプルな分、インディアンジュエリーやシルバーアクセに人気がありました。

 

アスレジャーなどのスポーツミックス、スニーカーブームの大きな波もこの頃に到来します。

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僕はこの頃にアパレル業界にもどってきました。

 

当時着ていたブランド

白Tシャツにデニムパンツという服装が多かったです。ヘインズのパックTの2枚重ねという謎のコーディネートにハマってました。

パンツはA.P.C.の薄い色のデニムをよく穿いていました。

 

ラグジュアリーストリートブーム(2017年頃〜)

ラグジュアリーストリートの服装

引用:https://www.e-begin.jp/article/70436/

いわゆる三代目系のといわれるような若者が急増しました。

 

この頃か、少し後からパンツのシルエットがどんどん太くてなってきました。それに合わせてトップスも大きくなっていき、今の上下共にリラックス感のあるサイジングになっていきます。

 

 

当時着ていたブランド

年齢のせいもあると思うのですが、僕自身はこういう服装はしません。(勝手にビュンビュン系と呼んでます。)

 

僕はこの頃からNIKE熱が再燃して集め出しました。10代の頃に欲しかったスニーカーの復刻や人気モデルのリリースが多くてたまりません。

 

パンツはデニムをほとんど履かなくなり、チノパンや軍パンを履くことが増えました。なんとなく単純に気分じゃないだけなんですが、履いてもペインターパンツくらいです。そろそろまたデニムパンツを履きたくもなってきました。

 

 平成のメンズファッションと今のファッションは…

ファッションのトレンドは、その時代の価値観と密接に結びついています。

 

一昔前は自己表現を高価なブランド物に頼っていました。ところが、今はそうではないそう。自分らしい、自分に合った物を身につけるということがイマっぽい価値観だそうです。

 

他にも通販の会社に勤めている僕ならではの記事があるのでぜひ読んでみてくださいね。

 

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