服地パイセン

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ニューバランス996の洗い方|スエードスニーカーを自宅でやさしく洗う方法

ニューバランス996洗い方のメインビジュアル

ニューバランス996は、丸洗いしなくても正しい手順でケアすれば自宅できれいにできます。

 

実際にネイビーの996を洗ってみたところ、風合いを崩すことなく、気になっていた汚れもしっかり落とすことができました。想像していた以上にきれいになって、正直ちょっと驚いたくらいです。


今回はそのときに実際に行った手順と、やってみてわかったこと、感じたことや使ったアイテム等をリアルにまとめていきます。これから996をケアしたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

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服地パイセン アパレル業界15年以上の専門家。 「洋服のわかりづらいことをわかりやすく解説!」をモットーに、アパレル専門家ならではの視点で役立つ情報を発信します。しっかり使用した感想やアイデアなどを、あなたが製品を手にした時のことをイメージできるような内容で熱量高くまとめます。(詳しいプロフィールはこちら)。

 

ニューバランス996が汚れてたから自分で洗ってみることにした

ニューバランス996を洗う

正直なところ、汚れには気づいていたものの、すぐに洗おうとは思っていませんでした。というのも、ニューバランス996はスウェード素材が使われているぶん、ケアを間違えると逆に状態を悪くするリスクがあるからです。

 

ただ、履く頻度が高い分、少しずつ蓄積した汚れが全体の印象を鈍らせているのも事実。このまま放置するより、正しい方法で一度リセットした方が長く履けると判断しました。

 

そこで今回は、「できるだけ負担をかけずに整える」ことを前提に、実際に自分で洗っていきます。

シューケアキットの内容に縛られない、よりニューバランス996に最適化した方法として参考になればいいなぁと思っています。

 

996を傷めない正しい洗い方【実体験】

996を洗う道具

先に結論を書くと、996のスウェードは丸洗いせずに「ブラッシング→泡で優しく洗う」の流れでかなりきれいになります

手順はこちらになります。

ニューバランス996を洗う手順
  1. 靴紐を外しシューキーパーを入れる
  2. ブラッシング
  3. スウェード消しゴムで部分汚れを落とす
  4. フォームで優しく洗浄
  5. シミ取り
  6. インソール洗う
  7. 乾燥と仕上げ
  8. 保湿とブラッシング
  9. シューレースを付け替える
  10. 防水処理

それでは、手順に沿ってその様子をまとめていきます。

 

1.靴紐を外しシューキーパーを入れる

996の靴紐をはずした

まずは996の靴紐を外します。
靴紐も全体的に汚れていて、先端も少し傷んでいたので、今回は新しいものに交換しようと思います。交換しない場合でも、スニーカーを洗うときは靴紐は外しておくのがおすすめです。その方が細かい部分までしっかり洗いやすくなります。

ちなみに今回はインソールも洗うので、靴紐と一緒に予めスニーカーから取り外しています。

 

シューキーパーをセットする

そしてシューキーパーをセットします。ケアをする際にシューキーパーをセットするだけでケアしやすくなり、仕上がりがだいぶ変わると感じました。特に細かくサイズ調整ができるタイプのシューキーパーだと、スニーカーにジャストフィットしてくれます。僕は、サイズを11段階で調整できるKickswrapのデオドラントシューキーパーを愛用していますが、かなりケアしやすくなるのでおすすめです。

使用アイテム『デオドランドシューキーパー』

 

2.ブラッシングでほこりを落とす

996をブラッシングでほこりを落とす

996のケアの初手は、いきなり洗わうのではなくスウェードブラシを使って表面のホコリを落とし、毛の固まりをほぐしていきます。ブラッシングするだけでも、スウェードに入り込んだ細かい汚れを落とすことができます。

 

今回は本格的に洗う3ヶ月ほど前にも一度しっかりブラッシングしていたので、ホコリがびっしり溜まっている状態ではありませんでした。

でも実際にブラッシングしてみると、見た目が少し良くなって、意外と変化を感じられます。

これまでに様々なブラシを試してきましたが、ブラシの硬さがとても重要で、柔らかすぎるとほこりや汚れが落ちず、硬すぎるとスウェードを傷つけてしまうので、シューケア専用のブラシが絶対おすすめです。

使用アイテム『スウェードブラシ』

 

3.スウェード消しゴムで部分汚れを落とす

ニューバランス996をスウェード消しゴムで汚れを取る

スウェードの明るい部分は、黒ずみが目立っていたのですが、専用の消しゴムでやさしく擦ることで、その汚れがしっかり落ちていきます。黒っぽくなっていた箇所も、見た目がかなりすっきりしました。

シューケア用品でよく見かけるスウェード消しゴムですが、実際に使ってみると部分的な汚れにはかなり効果がありました。ひどすぎる汚れは落ち切りませんが「ちょっと気になるな」という汚れにはかなり使いやすいアイテムだと思います。

使用アイテム『ユーティリティイレイサー』

 

4.フォームで優しく洗浄

ニューバランス996を洗うためにブラシにフォームをつける

スニーカー用のフォームクリーナーをブラシにつけて、ここから本格的に洗っていきます。スウェードを洗うとなると、やっぱり素材へのダメージが気になるところです。
水に浸して丸洗いするのは少し怖かったのですが、泡タイプのクリーナーなら安心して使うことができました

 

ニューバランス996のアッパーをフォームで洗う

ブラシでやさしくなでるように洗っていくと、汚れが少しずつ浮いてきて、スウェードの表情が戻ってくる感じがあります。決して強い力で擦ったりはしません。

 

996についた泡をタオルで拭き取る

そしてフォームで洗った後も水で流さずに、タオルで泡をしっかり拭き取ります。

一気に洗って一気に拭き取るのではなく、1箇所ずつ丁寧に、洗う→拭き取るのを繰り返します。

 

ちなみに、今回はスウェードの色褪せが気になっていたこともあり、これ以上ダメージを与えたくないと思って、通常のクリーナーではなく保湿成分(ヒアルロン酸)が配合されたフォームクリーナープレミアムを使用しました。

使用アイテム『フォームクリーナープレミアム』

 

5.細部のシミ取り

ニューバランス996のしみとり

気になるシミ汚れなどがある箇所には、シューケア専用のシミ取りをつかいます。今回は、KicksWrapのステインリムーバーを、主にソール部分の汚れ落としに使用しました。

 

996のソールをタオルで拭く

やり方は簡単で、そのまま汚れが気になる部分をリムーバーでなぞって、タオルで拭き取るだけ。それだけで黒ずみがすっと落ちてくれるので、簡単にきれいになりました。

 

ニューバランスのソールがキレイになった

ソール周りの細かい汚れは、このシミ取りの工程で仕上がりがかなり変わります。画像の上(↑)のスニーカーはソールのシミ取りをしたもので、ミッドソールの汚れがきれいに落ちているのがよくわかります。

KicksWrapのステインリムーバーはペンタイプになっているので、細かい汚れの対処がしやすく、扱いやすかったです。

使用アイテム『ステインリムーバー』

 

6.インソールも洗う

996のインソールに洗浄フォームをつける

今回は996のスニーカー本体だけでなく、インソールもあわせて洗いました。アッパーと同じ要領で、ブラシでゴシゴシと洗っていき、汚れをしっかり落とします。

 

NEWBALANCE996のインソールをブラシで洗う

普段見えるところではないのでそこまで気になっていなくても、実際に洗ってみると意外と汚れが出てきます。インソールをきれいにしておくと、履いたときの気持ちよさも変わると感じました。

 

インソールはアッパーのスウェード部分とは違って保湿効果は必要ないので、通常のフォームクリーナーを使用しています。

使用アイテム『フォームクリーナー』

 

7.乾燥と仕上げ

スニーカー全体を洗い終わったあとは、シューキーパーを入れたまま自然乾燥させます。
直射日光は避けて、風通しのいい場所で陰干しするのが基本です。今回はベランダに干して、しっかり時間をかけて乾かしました。
インソールも同じように陰干しして乾燥させています。

 

8.保湿とブラッシング

996に保湿ミストを吹きかける

しっかり乾燥させたあとは、スウェードの質感を整えるために専用のミストを吹きかけて保湿します。そのあと、ブラシでやさしく毛を起こしていきます。

 

996を洗った後にブラシで起毛仕上げ

このひと手間を加えるだけで、寝てしまっていた毛並みがふわっと立ち上がり、見た目の印象もかなり良くなります

実際にやってみると、スウェード特有のやわらかい質感が戻ってくる感じがあり、仕上がりの満足度が一気に上がりました。

 

使用したのは、KicksWrapのシューモイスチャーミストという、 ヒアルロン酸とシアバターが配合された、専用の保湿ミストです。しっとりとした質感が復活してくれるので、おすすめです。

使用アイテム『シューモイスチャーミスト』

 

9.シューレースを付け替える

996に新しいシューレースを装着する

シューレースは汚れが気になっていたのと、先端のアグレットもほどけていたので、今回は新しいものに交換しました。

実際に付け替えてみると、靴全体の印象が一気に引き締まって、見た目の清潔感がかなりアップします。

シューレースはそのまま使い続けることもできますが、気になる場合は洗った際に新調してしまうのもおすすめです。

使用アイテム『ヴィンテージシューレース』

 

10.防水•防汚処理をする

最後の仕上げとして、防水スプレーで全体をコーティングします。

 

防水スプレーは、水を弾くだけでなく汚れの付着も防いでくれるので、きれいな状態を長くキープしやすくなります。

僕は防水防汚処理を、洗った際に欠かさず行ってますが、このひと手間を入れておくだけで安心感がかなり違うと感じています。

防水•防汚目的であれば、スニーカー専用の防水スプレーを使えばとりあえずOKなのですが、とことん劣化を防ぎたかったので、紫外線カット機能のあるスプレーを使用しました。

使用アイテム『ウォータープルーフスプレー2.0』

 

【検証と感想】洗い終えた996の変化とやってみてわかったこと

996を洗ったアフター

ニューバランス996を洗い終えて、ビフォーアフターを見比べた上で感じたことをまとめていきます。


見た目の変化はもちろんですが、やってみて初めてわかったことや、正直に感じたポイントも含めて書いていきます。

 

ビフォーアフター比較 |別物のように綺麗になった

ニューバランス996を洗った前後の比較

洗う前と洗ったあとを見比べてみます。


違いは一目でわかるレベルで、全体の形が整い、スウェードの毛並みもきれいに復活しました。

全体的にくすんでいた色のトーンも持ち直し、靴紐は新調したのできれいになり、かなり印象が変わったと感じます。

正直、ここまで変わるとは思っていなかったので少し驚きました。

 

汚れが気になったら絶対洗った方が良い

996気になったら洗った方がいい

スニーカーは、きれいに洗うと見た目が整うだけでなく、気分的にもかなりスッキリします。


これまで他のスニーカーも含めて何十回も洗ってきましたが、「洗わなければよかった」と後悔したことは一度もありません。むしろ、もっと早く洗えばよかったと思うことの方が多いです。

少しでも汚れが気になっているなら、一度しっかりケアしてみる価値はあると感じています。

 

正直ここは失敗だった

ここはダメだったというポイントは特になく、全体としてはかなり満足しています。


ただ一点だけ反省点を挙げると、スウェードをフォームで洗うときに、フォームを使いすぎてしまったのです。 

スウェードは水分を吸い取りやすいので、洗った際にフォームの水分を吸いとってしまい、思っていた以上にフォームの量が必要になってしまった印象です。


あとから振り返ると、ブラシに軽く水を含ませてから使った方が、もう少し効率よく洗えたかなと感じました。

ちょっともったいなかったので、次回以降気をつけようと思いました。

 

ニューバランスの996を洗う前に気になっていた事や注意点

実際に洗う前は、「これ本当にやって大丈夫?」と気になることがいくつかありました。

スウェード素材ということもあって、やり方を間違えるとダメージが出そうで少し不安だったのが正直なところです。


結果的には、ポイントを押さえてケアすれば自宅でもしっかりきれいにできましたが、事前に気になっていたことや、実際にやってみたからこそ分かったことも含めて書いています。

 

996は水洗い、丸洗いしていいの?

多少の水を使う分には問題ありませんが、水に浸すような洗い方や洗濯機での丸洗いは避けるべきです。ちなみにニューバランスの公式でも、以下のように案内されています。

洗濯はお避けください。激しい色落ちや皮革の硬化など、変質の原因となります。

 

スニーカーを洗濯機で洗うのをすすめる人もいますが、スウェードの風合いが変わってしまうのが怖かったので、今回は泡タイプのクリーナーでやさしく洗う方法を選びました。結果的にそのやり方で十分きれいになったので、無理に丸洗いする必要はないと感じています。特に996は安いスニーカーでもないので、雑に扱わない方がいいと思います。

 

スウェードに消しゴムって効果あるの?

結論から言うと、スウェードに消しゴムは軽い汚れにはしっかり効果があります

実際に今回使ってみても、スウェードの明るい部分にできていた黒ずみは、消しゴムでやさしく擦るだけでかなりきれいになりました。ただし、深く入り込んだ汚れや広範囲の黒ずみまでは落としきれなかったので、あくまで部分的な汚れ向けという印象です。


「ちょっと気になる汚れを落としたい」ときには、かなり使いやすいアイテムだと感じました。

 

洗剤は何を使う?

基本的には、スニーカー専用のクリーナーを使うのが安心です。


実際に僕も今回、スニーカー用のフォームクリーナーを使って洗いましたが、スウェードの風合いを崩さずにきれいにすることができました。

逆に、過去にスウェード素材のスニーカーを固形石けんで洗ったことがあり、そのときは色が少し褪せてしまった経験があります。それ以来、スウェードには専用クリーナーを使うようにしています。


素材へのダメージを考えると、やはり専用のものを使うのが無難だと感じています。

 

乾かし方も要注意

996をはじめ、スニーカーの乾燥は風通しの良い場所での陰干しが基本です。

直射日光に当てたり、ドライヤーで一気に乾かしたくなりますが、こうした方法はスウェードにダメージを与える可能性があります。

早く乾かしたい気持ちはありますが、今回は素材への影響を考え、自然乾燥でしっかり時間をかけて乾かしました。


なお、ニューバランスの公式サイトでも、以下のように案内されています。

直射日光、ストーブ、ドライヤー、乾燥機等で乾燥されますと、変形、縮み、変色、ソール剥離の原因となりますのでご注意ください。

 

 

まとめ|996は自宅でもきれいにできる

汚れていたニューバランス996を、丸洗いせずに自宅できれいにクリーニングしました。

一連の所要時間としては、靴紐を外してからシミ取りまで、両足で45分くらいでした。そして、そこから自然乾燥させて仕上げの作業をするという感じです。

パッと始めて、すぐに完了するというわけではありませんが、洗ってあげるとまるで別物のようにきれいになるので、お時間ある時には是非洗ってあげてほしいと思います。

今回使用したKicksWrap製品は、公式サイト、Amazon、楽天市場などでも手に入るので、気になったらチェックしてみてください、

 

 

 

ちなみに、ニューバランス全体の洗い方は、KicksWrapのこの記事が詳しく、参考にさせていただきました。

▶︎ ニューバランスの洗い方マニュアル|スエードの頑固な汚れも落とす方法

 

プロフェッショナルシューケアキットで996を洗った記事もあり、比較できると思うので、気になったらこちらも読んでみてください。

▶︎  KicksWrapプロフェッショナルシューケアキットをレビュー|ニューバランス996の洗い方を実践検証

 


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