服地パイセン

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【チャコのZ1サンダルの構造はどうなってる?】その魅力と構造を解説!

CHACOのZ1の構造と魅力を語る

暑い夏、靴下を履くのも億劫になり、自然とサンダルに手が伸びる季節。でも、どんな場面でも対応できるサンダルって意外と見つからないものです。そんなときに僕が信頼を寄せているフットウェアが、チャコのスポーツサンダルZ1です。

2021年にレビュー記事を書いたときで、すでに6年間愛用していたこのサンダルも、今や9年目。長年使い続けられるのは、やはりその便利さと頑丈さ、そして頼れる履き心地のおかげです。

今回はそんなチャコのサンダルの魅力や構造なんかについて書いてみます。

 

 

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服地パイセン アパレル業界15年以上の専門家。 「洋服のわかりづらいことをわかりやすく解説!」をモットーに、アパレル専門家ならではの視点で役立つ情報を発信します。しっかり使用した感想やアイデアなどを、あなたが製品を手にした時のことをイメージできるような内容で熱量高くまとめます。(詳しいプロフィールはこちら)。

 

僕はチャコが好き。最強のサンダルだと思っています!

チャコのサンダルZ1が最強だと思う

僕は長年チャコのサンダルを愛用していて、本気で1番使いやすいサンダルだと思ってます。そんなチャコのサンダル、Z1の魅力を語ります。

 

チャコの魅力その1『年中活躍する』

靴下を履いてチャコを履いている

僕がチャコを好きな理由の1番は、街でも履きやすいデザインのサンダルだからです。スポーツサンダルなのにごちゃごちゃしておらず、ウェビングテープが斜めに通っててバックルが付いているという潔いデザイン。スポーティなのに街にも溶け込めるバランスなんです。

 

チャコのサンダルは夏に活躍してると述べましたが、冬場は厚めの靴下を履けば、ゴミ捨てや近所のコンビニでの買い物するときなど、なんやかんやで年中履いています。

 

チャコの魅力その2『水陸両用で使える』

川に浸かりながらチャコのダンダルを履いている

チャコは街での普段使いでおしゃれに履けるのはもちろん、水辺のアクティビティにも対応するので助かってます。

例えば夏休みに、チャコ履いて街で遊んで、そのまま川遊びとか水遊びまで対応できるので、ビーチサンダルなんかを持ち運ぶ必要がなくなりましたね。

夏場に特に活躍するというのはそういうことです。一足あればたいていオッケーです。

 

チャコの魅力その3『丈夫で長持ち』

僕はこのチャコのZ1を9年間履いてます。とにかくタフなので、道具として雑に扱っているのに長持ちしてくれるんです。

…なんですけれども、そんな9年履いたチャコのZ1。先日ついにアウトソールが剥がれてしまいました。以前から剥がれそうになっているなぁとは思っていたのですが、プールで遊んでいる最中にとうとうベロンと剥がれてしまったのです。

長持ちするという話の中で壊れてしまったと書くのは違和感があるようにも感じますが、9年間使用できた、ということで長持ちしたといえるでしょう。

 

 道具は同じ状態を維持できませんし、剥がれてしまったものは仕方ありません。残念ながら気持ちを感じながらも『こんな使いやすいサンダルの構造ってどうなっているんだろう?』と 知的好奇心が湧きました。

アウトソールがはがれてしまったついでに、チャコのサンダルはどのような構造になっているのか観察してみることにしました。

 

約10年の寿命を迎えたチャコのサンダル。分解して特徴や構造を調べる!

CHACOのサンダルの構造を解説します

チャコのサンダルはアウトソールが剥がれてしまうと、この写真のようになります。チャコの最大の特徴である、靴の内側を通っているウェビングテープが露わになりました。アウトソールの接着面にはテープの跡がくっきりついています。

 

チャコのサンダルはウェビングテープでサイズ感を調整できる仕様

チャコのサンダルの構造がわかる写真

チャコはミッドソール内を1本のウェビングテープが通っていて、そのウェビングテープが足の甲をホールドしてくれるというなデザインです。

ストラップが連動して調整できるようになっているので、フィット感を自在に調節することができます。つまり誰でもサイズを合わせれるということ。

僕のように、足の甲が高くて、横幅もあるような人は、サンダルを履くと甲が窮屈で痛くなる、なんてことがよくありますが、チャコはそれがありません。

 

足の形は人それぞれ違います。これまでにぴったりくるサンダルが見つからなかったという人にもオススメです。

 

ミッドソールとアウトソールでウェビングを挟み込むような構造になっている

チャコサンダルのアウトソールが剥がれてしまった

チャコのサンダルは機能的ですが、その構造はいたってシンプルなものです。

チャコのサンダルの構造は、足を乗せるフットベット(ミッドソール)と、アウトソールで

ウェビングテープを挟みこむような構造です。

サイズ調整できる仕組みについては見たらわかる感じですが、思っていたよりも単純でシンプルな構造でした。

 

アウトソールが剥がれてしまった。自分で貼り付けて修理!

チャコのサンダルのアウトソールが剥がれた

今回は、自分で修理を行ったのですが、まずお伝えしておくと、チャコの正規取扱店であるA&Fでは、「リチャコ」という有償のリペアサービスを提供しています。これは、本国アメリカの工場に送り返して修理してくれるサービスで、気に入ったアイテムを長く愛用するための、時代に合った素晴らしいサービスです。

しかし、今回自分で修理を行った理由がありました。私のチャコのZ1サンダルはソールがすり減りすぎており、アウトソールだけでなく、ミッドソールまですり減っていたため、修理に出すのが難しい状況でした。そのため、自分で修理することに決めました。

 

使用したのはダイソーで購入した普通の強力な接着剤です。接着してからまだ数日しか経っていませんが、今のところ問題はなさそうです。

サンダルの接着には洗濯バサミが役に立った

接着剤をつけるだけでは乾く前にアウトソールが剥がれてしまうので、キッチリつけるため洗濯バサミで挟み込むと、剥がれ防止に役立ちました。サンダルのアウトソールの接着を考えてる方は、ぜひ洗濯バサミの活用を。

 

最後に

アウトソールが剥がれてしまい、一度は使えなくなってしまったチャコのサンダルが復活したので、この夏も全力で楽しもうと思います。

 

チャコのサンダルZ1は長年のハードな使用にも耐える、タフなアイテムなのでオススメですよ。

 

 

 

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