服地パイセン

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ランニングシューズの普段履きはおすすめ?ファッション目線で感じたメリット•デメリットとコーデ4例

ランニングシューズの普段履きはおしゃれ記事のメインビジュアル

最近、なんとなく気分的に、足元はストリート感のあるスニーカーじゃないなぁ〜、という感じることが増えました。革靴のように足元の印象を引き締めたいと感じることが多いのです。


とはいえ、すでに靴はたくさんに持っているので、新しく買い足すのも気が引ける。正直、これ以上増やすと奥さんの視線も気になるところです。そんな中で、気分転換も兼ねて手に取ったのがランニングシューズでした。

 

朝のジョギングで履いているものや、ランニング由来のスニーカーを普段使いしてみたところ、これが意外としっくりくる。むしろ「なんで今までやってなかったんだろう」と思うくらい、ランニングシューズは自然に日常に馴染んでくれたんです。

 

この記事では、僕が所有しているランニングシューズを、ファッション目線で普段履きした実体験をまとめます。
本格的な競技用モデルなどには当てはまらない部分もあるかもしれませんが、参考にしていただければ嬉しいです。

 

 

 

 

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服地パイセン アパレル業界15年以上の専門家。 「洋服のわかりづらいことをわかりやすく解説!」をモットーに、アパレル専門家ならではの視点で役立つ情報を発信します。ランニングシューズを通勤でしっかり使用した感想やアイデアなどを実際のコーデ写真を交えて掲載。あなたが製品を手にした時のことをイメージできるような内容で熱量高くまとめます。(詳しいプロフィールはこちら)。

 

ランニングシューズはファッション面でも普段履きにおすすめ!

ランニングシューズ普段履きの置き撮り

ランニングシューズはスポーツ用途だけでなく、普段履きとしても普通にアリです。むしろ、日常使いにおいてはかなり快適な選択肢だと感じています。ただし、万能というわけではなく、使い方や選び方によっては気になるポイントもあるのは事実です。

 

ランニングシューズを普段履きしているところ

実際に日常使いしてみると、快適さと使い勝手のバランスが非常によく、一般的なスニーカーよりも優れていると感じる場面も多いです。

 

デザイン、機能性、使い勝手など、日常的に履いていて感じた、ランニングシューズならではのメリット等を詳しく紹介していきます。

 

ランニングシューズを普段履き・通勤で履いて感じたこと

ランニングシューズを履いているところ

ランニングシューズを、普段履きしてみて感じたことをざっくりまとめると、下記のように感じました。

  • デザインがシャープで合わせやすい
  • 軽くて疲れにくいし、走れる
  • 通気性が良く、蒸れにくい
  • 合わせるのにコツがいるアイテムもある

それぞれ、もう少し具体的にみていきます。

 

デザインがシャープで合わせやすい

ランニングシューズはデザインがシャープ

ランニングシューズは、全体的にスリムなデザインが多く、普段のコーデにも自然と馴染みます。

近年はミッドソール素材の進化によって厚底モデルも増えていますが、それでもアッパーのシルエットは細身で、すっきりとした印象のものが多いです。


この細さがポイントで、デニムやスラックスなどパンツのシルエットを選ばず合わせやすく、カジュアルからきれいめまで幅広いスタイルに対応してくれました。

実際に履いてみても、パンツを選ばずに使えてコーデがまとまりやすいので、普段履きしやすいというのが、デザイン面での感想です。

 

軽くて疲れにくいし、走れる

ランニングシューズはメッシュ素材で軽い

ランニングシューズは、一般的なスニーカーと比べて軽く、長時間履いても疲れにくいのが大きな特徴です。

特にバスケットシューズなどと比べるとその差は歴然で、実際に履き比べてみると足への負担の軽さをはっきり感じます。

例えば、僕が普段履きしているナイキのランニングシューズの重さを測ってみると片足が約265g。

一方で、ナイキの定番スニーカーであるエアフォース1は片足約457gだったので、約200g近くの差があります。ランニングシューズの重さは、エアフォース1の5〜6割程度ということになります。

 

ランニングシューズはこの軽さのおかげで、通勤や外出で長時間歩いても疲れにくく、気づいたらずっと履いていたくなるような快適さがあります。

普段履きとして使うなら、ランニングシューズの軽さはかなり大きなメリットだと感じています。

 

ランニングシューズは履いていて疲れない

そして、ランニングシューズなので当たり前なんですが、しっかり走れるというのも大きなメリットです。これが意外と便利で、日常のちょっとした「急ぎたい場面」で助けられることが多いと感じています。


僕自身、朝はあまり余裕があるタイプではなく、出社時間はいつもギリギリ。電車通勤ですが、駅から会社までの距離は約1.5kmもあり、歩くと20分近くかかります。


そのため、歩いていると勤務開始時間に間に合わないような時間に駅に着いてしまうことも多いのです。当然、駅から会社まで走る場面が増えるのですが、ランニングシューズだと足がスムーズに前に出てくれて、とにかく走りやすい。


「普段履きなのに、そのまま走れる」という安心感は想像以上に快適で、僕のように時間に追われがちな人にはかなり相性がいいと感じています

スニーカー通勤可能な方であれば、ランニングシューズはかなり相性いいんではないでしょうか。

 

通気性が良く、蒸れにくい

ランニングシューズは通気性が良い

ランニングシューズは、長時間走ることを前提に作られているため、通気性に優れているモデルが多いです。


アッパーにはメッシュ素材が使われていることが多く、空気がこもりにくいため、蒸れにくいのが特徴です。実際に普段履きしていても、夏場や長時間の外出でも不快感が少なく、一般的なスニーカーと比べても快適さの違いを感じます。

 

僕は足の裏に汗をかきやすいので、靴下が汗で湿ったり、冷えたりしやすい。特に歩く時間が長い日ほど、この通気性の良さはありがたく、普段履きとして使いやすい理由のひとつだと感じています。

 

【デメリット】基本的に雨の日は履けない

ランニングシューズはメッシュ素材を採用しているモデルが多く、雨の日にはあまり向いていません。
少しの雨なら問題ありませんが、本降りになると水が染み込みやすく、靴下まで濡れてしまうこともあります。僕自身も雨の日に履いたことがありますが、想像以上に水が入りやすく、快適とは言えませんでした。


特に普段履きで使う場合は、防水スニーカーのような感覚で履くのは難しいため、雨の日用の靴を別に用意しておくのがおすすめです。

 

【デメリット】ドレッシーなアイテムとの組み合わせには少しコツがいる

ランニングシューズはコーディネートしやすいのですが、僕が試行錯誤してる中で、欠点だと感じていることもあります。それはドレスシャツとの相性が良くないということ。

 

ドレス要素の強いコーディネートの足下に、ハズシとしてランニングシューズを合わせるのは成り立つのですが、ドレスシャツとの組み合わせには要注意です。そもそもスニーカー自体が襟付きのシャツとの相性がイマイチなのですが、ランニングシューズとの組み合わせはなかなか上手く決まりません。

 

特にトラッドな合わせ方をした場合は、なんとか対応できそうですが、モダンなコーディネートで組んだ場合、足下にランニングシューズは相性が良くない(とても難しい)ように感じました。

 

ランニングシューズの普段履きコーデ4例

ランニングシューズをコーデする

ランニングシューズは合わせにくいアイテムもありますが、基本的にはカジュアルからきれい目まで、合わせやすかったです。

ここでは、実際にランニングシューズを使ったコーディネート例を4つ載せてみます。

 

シンプルなアメカジコーデ

ランニングシューズのアメカジコーディネート

オックスフォードのボタンダウンシャツに、ベイカーパンツを合わせたシンプルなアメカジスタイルにランニングシューズはハマってくれました。ランニングシューズは、ニューバランス996を合わせています。

光沢感、ハリ感のあるようなドレスシャツとスニーカーの組み合わせはあまり上手く決まりませんでしたが、生地の表面に風合いのあるオックス生地なら簡単に馴染んでくれました

 

ニューバランス996とベイカーパンツのコーディネート

合わせたニューバランスの996は、スウェードとメッシュの切り替えがスポーティな印象ですが、全体としてはクラシックな雰囲気があり、野暮ったくならず、カジュアルながらもどこか品のある印象にまとまってくれました。

シャツと合わせても違和感がなく、カジュアルからビジカジまで対応できる、かなり汎用性の高い一足だと感じています。

「スニーカーだけどラフすぎない」そんなバランスを取りたいときに、かなり頼れる存在です。

 

ラフなカジュアルコーデ

ランニングシューズのアウトドアカジュアルコーディネート

少しラフに振ったカジュアルスタイルにも、ランニングシューズはしっかりハマります。今回は、デニムシャツにアノラックパーカーを重ねた、アウトドア寄りのコーデに合わせてみました。

足元に選んだのは、ナイキのLDワッフル。厳密にはランニング用ではなくライフスタイル寄りのモデルですが、1970年代のランニングシューズをベースにしたデザインで、クラシックな雰囲気が魅力の一足です。

 

LDワッフルのアウトドアカジュアルコーデ

ナイロン・スウェード・レザーを組み合わせた素材感もポイントで、程よいラフさと奥行きがあり、カジュアルなスタイリングと相性抜群。

カジュアルに寄せたいときこそ、こういったクラシックな要素のあるランニングシューズはかなり使いやすいと感じています。

 

きれいめカジュアルコーデ

ランニングシューズのキレイめコーディネート

グレーのスラックスにネイビーのニットを合わせた、シンプルなきれいめスタイル。その足元に、ライトグレーのランニングシューズを合わせてみました。

ランニングシューズは、ドレスシャツとの相性は良くありませんが、ニットなら守備範囲に入ってきます

 

NIKEクエストのきれいめコーディネート

選んだのは、ナイキのランニングシューズ、クエスト5。メッシュ素材や柔らかいフォーム、スリムなシルエットに加え、樹脂パーツを使ったスポーティなディテールなど、全体的に機能性を感じさせるデザイン。

正直、きれいめコーデに合わせるのは少し難しいかなと思っていましたが、実際に合わせてみると意外にも違和感はなく、コーデのハズシとしてうまく馴染んでくれました。


きれいめにまとめたスタイルに少しだけラフさを足したいとき、ランニングシューズはちょうどいいバランスを作ってくれると感じています。

 

ビジネス対応コーデ

ランニングシューズのセットアップコーディネート

「ランニングシューズは仕事でも使えるのか?」という点も気になるところ。


そこで、ニューバランス996をスリムシルエットのセットアップに合わせてみました。結果としては、違和感なくしっかり馴染み、想像以上に相性が良いと感じました。


スポーティな印象のあるランニングシューズですが、細身で落ち着いたデザインのおかげで、きれいめなアイテムとも自然に組み合わせることができます。

 

ニューバランス996のビジネスカジュアルコーディネート

実際に合わせてみて感じたのは、ランニングシューズは想像以上に守備範囲が広い!ということ。カジュアルだけでなく、ビジネスカジュアルまで対応できるのは大きな魅力です。

 

普段履きしやすいおしゃれなランニングシューズとポイント

普段使いしやすいランニングシューズ

実際にランニングシューズを普段履きしてみて、かなり使いやすいと感じました。普段使いしやすいモデルを選ぶなら、次のポイントを押さえておくと失敗しにくいと思います。

  • シンプルなカラーを選ぶ
  • ボリューミーすぎないモデルを選ぶ

 

派手な配色やボリューム感の強すぎるモデルは、どうしてもスポーツ感が強くなりやすいです。
逆に、モノトーンやグレー系など落ち着いたカラーを選ぶと、普段のコーデにも自然と馴染みやすくなります。

そのうえで、実際に僕自身が履いているモデルや、アパレル目線でもおすすめできるブランドと、そのモデルをいくつか紹介します。

普段使いにおすすめのランニングシューズ
  • ニューバランスの996
  • NIKEのクエスト
  • Onのクラウドモンスター
  • HOKAのクリフトン
  • BROOKSのゴースト・ヴァンガード

 

ニューバランスのおすすめモデル

ニューバランスのブランドロゴ

引用:ニューバランス公式

今回履いているニューバランスの996は、普段履きだけでなく仕事用としても使いやすく、かなりおすすめできるモデルです。


スウェードとメッシュを組み合わせた、ランニングシューズ由来のクラシックなスポーティさはありつつも、全体的に落ち着いた雰囲気と細身でシャープなシルエットが特徴。

カジュアルからビジカジまで幅広く対応でき、履き心地も良く、ニューバランスらしい安定感のある一足だと感じています。996以外でも雰囲気の似ているモデルは多いので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

NIKEのおすすめモデル

ナイキのブランドロゴ

引用:NIKE公式

今回僕が使用したNIKEのクエストも、初心者向けのランニングシューズとしても人気のあるモデルです。

メッシュ素材や柔らかいフォーム、スリムなシルエットに加え、樹脂パーツを使ったスポーティなデザインが特徴。ファッションに落とし込むなら、スポーティなスタイルに合わせるか、きれいめコーデのはずしとして使うのがおすすめ。

ナイキのランニングシューズは価格帯がかなり広いですが、クエストシリーズは比較的手に取りやすく、初めて試す一足としても選びやすいと思います。

 

オンのおすすめモデル

onのブランドロゴ

引用:on公式

Onは、僕の勤めている会社でも取り扱いがあり、様々なモデルを履かせてもらいましたが、どのモデルも履き心地が非常に良く、デザインも洗練されていて、普段のコーデにも合わせやすい印象。

ランニングシューズ界のAppleとも言われることがあるブランドで、ここ数年かなり勢いを感じます。

 

特にクラウドモンスターや、クラウドシリーズは人気が高く、オールブラック系のカラーを選べば、かなり普段使いしやすいと思います。

 

HOKAのおすすめモデル

HOKAのブランドロゴ

引用:HOKA公式

HOKAは履き心地とデザイン性のバランスが良く、おすすめしやすいブランドです。


最大の特徴は、厚みのあるミッドソール。マシュマロクッションとも呼ばれる柔らかな履き心地で、長時間歩いても疲れにくいのが魅力です。ボリューム感のあるデザインですが、カラーをシンプルにすると意外とコーデに馴染みやすく、街履きとして取り入れている人も増えています。


代表的なモデルには「ボンダイ」と「クリフトン」がありますが、普段使いなら、よりすっきりしたシルエットのクリフトンがおすすめです。

 

ブルックスのおすすめモデル

ブルックスのブランドロゴ

引用:BROOKS公式

BROOKS(ブルックス)は、ランニングシューズ専門ブランドとして根強い人気があります


2010年代半ばには、レトロランニングシューズを展開するヘリテージラインがセレクトショップに並んでいた時期もありました。しかし最近は、ファッションよりも本格的なランニング分野に注力している印象です。だからこそ、履いていると玄人っぽさがあってかっこいい

今回紹介したブランドの中でもややマイナーですが、だからこそ人と被りにくいので、ランニング好きはもちろん、少し通な雰囲気を出したい人にもおすすめしたいブランドです。

 

中でもBROOKSの定番であるゴーストシリーズは、ランニングシューズらしい快適さがありつつ、シンプルなカラーを選べば普段履きにも取り入れやすいモデルです。

 

 

BROOKSからもう一つ。
レトロランニングなモデルの「ヴァンガード」が復活していました。

ヴィンテージ感のあるフォルムと上質なヌバック素材がとにかく渋い一足です。

 

デニムに合わせるだけで雰囲気のあるスタイリングが完成するデザインながら、他の人と被らないので、個人的にはかなり気になっている一足です。

BROOKSのヴァンガード

 

 

【まとめ】ランニングシューズは普段履きにもおすすめ

結論として、ランニングシューズは普段履きにもおすすめできます。実際に履いてみると、

  • 軽くて疲れにくい
  • 通気性が良く快適
  • いざという時に走れる
  • 意外と幅広いコーデに合わせやすい

といったメリットがあり、想像以上に日常使いとの相性が良いと感じました。もちろん、スポーティな見た目やモデル選びには少し注意が必要です。

ただ、シンプルなカラーや細身のシルエットを選べば、アメカジからきれいめ、ビジネスカジュアルまで幅広く対応できます。

 

最近なんとなくスニーカーにマンネリを感じている人や、もっと快適な普段履きを探している人は、一度ランニングシューズを試してみる価値はあるはずです。

僕自身、気分転換のつもりで履き始めましたが、今ではすっかり普段履きの選択肢のひとつになっています。

 

 

いつもコメントやはてなブックマークをいただきありがとうございます。とてもありがたく、何より大きな励みになっています。はじめての方も、気になった点や感想など、ぜひお気軽にコメントしていただけると嬉しいです。