こんにちは。 服地パイセンです。
僕は白いスニーカーが苦手です。黒いスニーカーはよく履くんですが白いスニーカーはほとんど履きません。白系の中でも生成色やオフホワイトはいいのですが、真っ白なピュアホワイトは苦手です。
思い返すと、昔は何も気にせず白いスニーカーも履いていましたが『足元だけ浮いてるね』と言われたことがあります。
そこから足元が浮いてしまうとダメなんだ、ということを強く意識してしまって苦手意識をもってしまったようです。
それでも春が近づくにつれて白いスニーカーが履きたくなり、知らぬうちに思いのほかたくさん履いていました。
気づいたことなどをまとてみるので、同じように白いスニーカーが苦手な人の参考になれば嬉しいです。この記事を読むと、白スニーカーに対する苦手意識を克服できるかもしれません。
白いスニーカーはダサいのか?注意すべきはコンディション!
白スニーカーが苦手でしたが、たくさん履いてみてわかったこと。白スニーカーはものすごく使えます。むしろ使いやすいです。
『白スニーカー=浮いてしまう。ダサい』と思ってましたが、今ではまったく気にしなくなりました。
ファッションのおもしろいところなんですが、何をもって「おしゃれ」とか「ダサい」と言っているのか、定義するのが難しいものです。
主観がベースになる、個人の納得の世界なので、自分が納得していれば「おしゃれ=問題なし」で、逆に自分が納得できなければ『ダサい』扱いです。
小難しい話は置いといてとりあえず今思うことは、『白スニーカーはコンディションとコーディネートのポイントを押さえておけばダサくはならない』ということ。
まず、コンディションについてですが、白スニーカーを履くときには、
・目立つ汚れがないか
・きれいすぎないか
この2つに注意したほうがいいですね。
目立つ汚れがないか
白いアイテムは汚れが目立ちやすいです。色の濃い靴は汚れが目立ちませんが、白は汚れが目立つので注意しなければなりません。
中でもスニーカーは地面を歩くの泥が跳ねたり、気付かないうちにシミができていたりします。多少はアジとしていいのですが、あまりにも汚れていると印象が悪いので要注意です。
汚れる前にスニーカーを防水スプレーでコーティングしておくと汚れを防ぐことができます。
▶︎失敗しない防水スプレーの使い方
新品の白スニーカーは綺麗すぎる?
僕は古着を好んで着ているということもあり、綺麗すぎるスニーカーはすこし合わせにくいところがあります。白スニーカーは少し褪せてきたくらいがちょうどいいんです。
白はそれが特に顕著に現れるんでしょうね。新しい白いスニーカーは青白くてピカピカで、
浮いてしまう。
少しクリームがかったような白はいいのですが、青みを感じるようなピュアホワイトは白すぎてなんだか落ち着きませんでした。
…でもそれも最初だけでした。2、3日も履いていると、小さなシワが入ったりして馴染んでくることもあり、すぐに慣れてきます。汚くても綺麗すぎるのもいけませんね。
白スニーカーのコーディネートは色の組み合わせを意識する!
白スニーカーの問題はコンディションとコーディネートです。
コーディネートで1番の問題は足元だけが浮いてしまうことです。基本的な考え方としては、白いスニーカーを『馴染ませる』か『目立たせる』かのどちらかです。
白スニーカーを馴染ませるには?
白スニーカーが洋服に浮いてしまわないように、淡めの色や中間色をメインに使って馴染ませます。
淡めの色はサックスなどの春らしい明るめの色、中間色はグレーがかった色味のものです。
淡い色が苦手なら写真のようなカーキ(ベージュ)系の色が馴染み良いです。
白スニーカーを目立たせる方法は?
白スニーカーを目立たせる場合は、パンツの色味とのコントラストをつけます。黒いパンツに白いスニーカーはコントラストがついて際立ちます。この場合は足元だけ真っ白だと浮いてしまうので、どこか他の場所にも小さな面積で白を取り入れること。
白Tシャツの裾を出すとか、プリントが白いものにするとか靴から離れた場所に同色を入れることで、コーデに繋がりを持たせることができるんです。
テイストに気をつける
白はクリーンで清潔感のある色。
スニーカーなのでスポーティなアイテムですが、そのカラーイメージからカジュアルテイストの中のきれい目なポジションといえます。
白スニーカーは、
スポーティであり、
きれいめでもあり、
カジュアルなアイテム。
こうして改めて考えてみると、守備範囲は広く、都会で履くのに向いてそうです。
カジュアルな30代メンズは白スニーカーをどうコーディネートする?
この春は白いスニーカーを履いてみたくて、ベーシックなアイテムでできるだけ色んな雰囲気に合わせてみました。
履いたのはナイキ×サカイのブレーザー。ベースがブレーザーなので、ボリュームは控えめ。
パテント素材の切り替えなどデザインが効いているのではじめは抵抗ありましたが、履いてみると案外履きやすくて気づくとけっこうヘビロテしてました。
ボーダーTシャツと軍パンのコーディネートは失敗しない
春は白スニーカーだけでなくボーダーも着たくなります。
ボーダーTシャツとベイカーパンツで定番カジュアルなコーディネートにしました。
まずはどんな靴でも合うような服装で慣れようと思ってこんな感じで取り入れました。
白スニーカーとチノパンの馴染ませコーディネート
ベージュ〜ホワイトのコントラスト弱めの馴染ませ系のコーディネート。
白スニーカーが綺麗すぎるうちは明るめの色で馴染ませるコーディネートで慣れるのがいいかもしれません。
同系色で揃える組み合わせは今っぽいコーディネートに仕上がりやすいです。
何度か履いてるうちに、新品の白スニーカー特有の真っ白で青白い「新品感」が薄れてくるので合わせやすくなってきます。
色の薄いデニムでサーファー風コーディネートの足元に
白スニーカーは薄い色のデニムと合わせると
サーファー風にコーディネートできます。
Tシャツではまだまだ寒いのでチェックのシャツを羽織りました。
白スニーカーをモノトーンの足元にコーディネートする
全身を白と黒だけでまとめてコントラスト強くコーディネートしました。
白スニーカーが浮いてしまわないように、どこかに白を取り入れたほうが無難だと思うので、インナーを白にしています。
最後に
白いスニーカーはカジュアルからきれい目な服装まで守備範囲も広いので、コーディネートの幅を広げてくれる汎用性の高いアイテムでした。
これまで苦手意識を持っていましたが、もっと早く取り入れたらよかったと感じています。
まっ白なスニーカーが苦手だと感じるのは初めだけで、履き続けると少しずつくすんできて馴染み良くなりますし、必ず慣れてきます。
今回履いたNIKEのスニーカーはストリートテイストが強めなので、アディダスのスタンスミスのようなクラシックな佇まいのスニーカーのほうが絶対使いやすいはずです。
ジャーマントレーナーやコンバースオールスターも、どんな服装にも合わせやすくおススメです。