服地パイセン

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【ダンクのシューレース交換】スニーカーは靴紐で古着コーデにもマッチさせることができる!?

NIKEDUNK-SHOELACES-VINTAGESTYLE

僕はNIKEのダンクが大好きで、頻繁に履いています。
でも、ふと立ち止まって考えてみたとき、ダンクと古着のコーディネートが意外と難しいことに気づきました。

そこで、古着に合うように、迷彩柄のダンクの靴紐を黒から白っぽい色に変えてみることにしました。その試行錯誤の過程をまとめてみます。

  • スニーカーの印象を変えたい
  • ダンクと古着をコーディネートしたい
  • ダンクのシューレースで悩んでる

という方は是非チェックしてみてください。

 

 

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服地パイセン アパレル業界15年以上の専門家。 「洋服のわかりづらいことをわかりやすく解説!」をモットーに、アパレル専門家ならではの視点で役立つ情報を発信します。しっかり使用した感想やアイデアなどを、あなたが製品を手にした時のことをイメージできるような内容で熱量高くまとめます。(詳しいプロフィールはこちら)。

 

ダンクが古着のデニムに合わない

DUNKローのカモ柄

ダンクはストリート系の服装との相性が良い。
適度にボリュームがあり、カラーリングもはっきりしたものが多いことからも、カジュアルな服装にはぴったりなんだと思います。

 

ただ、先日ライトブルーデニムにダンク合わせてみたら、思っていた以上に相性が悪く、意外すぎてなんだかショックでした。どうにかならないか?と、僕のダンクの試行錯誤に火をつけました。

 

『ダンクを履いたZ-BOYS』を目指したのに…

LOADS OF DOGTOWN

引用:ソニー・ピクチャーズ

僕はゴリゴリのストリート系というわけではなく、どちらかというと一般的な古着好きの男性。太いチノパンや軍パンの足元にはダンクがよく合うし、スニーカーとしてのデザインも好きなので履いているという次第です。

春夏は明るめのデニムが穿きたくなります。その爽やかな色味が季節感を演出してくれるので。

 

僕の想像の中では『ロードオブドッグタウンのZ-BOYSがダンクを履いたら…』みたいな雰囲気で色落ちデニムと合わしたくなったのです。この感じです。

ロードオブドッグタウンのZBOYS

引用:ソニー・ピクチャーズ


履いてるのはVANSのオーセンティックなので、スニーカーとしてはダンクと全然別物だけど、ノリでなんとかいけるだろうと思って履いてみたところ…。あまり馴染まなくて、まぁ悪くもないけど、全然良くもない感じになってしまいました。
『あれ?こんなはずじゃない…。』

 

古着とダンクの相性が悪かった

ダンクローと色落ちデニムのコーディネート

ダンクはストリート感が強いとはいっても、今回使用するカラーリングはカモフラ柄。『アメカジっぽい要素もあるからデニムとの組み合わせも問題ないだろう』なんて思ってましたが、マッチしていなくてショックでした。

 

柄もシルエットも相性は悪くはないはずなのに、なぜ??と考えていたら1つの思い当たる要因が浮き彫りになりました。
それは『シューレースが黒いことでストリート色が強く、色落ちデニムに合わないじゃないか?』ということ。
ここから僕の試行錯誤が始まります。

 

靴紐を変えるとダンクは古着に馴染むのか?

ダンクに付属の靴紐とKicksWrapのシューレース

『もともとダンクに付属されていた黒い靴紐をあえて変えてみるこで、自分の服装の系統に合わせることができるのではないか?』そう思いました。

靴紐ってスニーカーのデザインとして後回しにされがちなパーツですが、案外大きな要因なのかもしれません。

 

というわけで、ダンクに付属していた黒い靴紐とは印象の異なる、ヴィンテージ感のある靴紐を試してみます。果たして、ダンクの印象を変えることはできるのでしょうか?

 

デニムパンツに合わせてダンクをイメチェン! 靴紐を3種類試してみた!

古着にもあうコットンのシューレースを3種類用意した

今回求めているのはヴィンテージ感のあるシューレース

素朴でナチュラルな雰囲気があり、ストリートっぽくなりすぎず、きれいめでもないもの。そんな定性的な内容を、具体的な条件に置き換えて要素を整理してみると、下記のようになるかと思います。

  • 化繊ではなくコットンの靴紐
  • 色味はナチュラルで明るめ
  • 表面は粗野な趣のある表情

 

ざっとこんなところ。それらの条件に当てはまりそうなものをピックアップしたところ、該当したのがこちらです。

 

  • 『 KicksWrapのヴィンテージシューレースのグラノーラ
  • 『 KicksWrapのヴィンテージシューレースのオフホワイト 』
  • 『 VIBECA&Co.×KicksWrapのクラシックコットンシューレース 』

 

今回はこの3つを試してみました。

 

ビンテージシューレースのグラノーラを装着!

DUNKにKicksWrapのビンテージシューレースのグラノーラを装着しました

まず、今回試した3色の中では1番濃い色である、『グラノーラ』というカラーを装着しました。うすい小麦色であり、ページュのような色味です。

ベージュの靴紐ってあまり慣れないかもしれませんが、スニーカーのアッパーがベージュ〜ブラウン系の色味なので特に違和感はありません。

 

靴紐の先端(アグレット)のデザインはアンティーク調のゴールド系のチップが配されています。装着前は結構インパクトあると思っていましたが、全然ギラっとしていないので悪目立ちすることもなく自然に馴染んでくれます。うん、なかなか良い。

KicksWapビンテージシューレースのデザイン

 

それでは今回の問題であるデニムパンツとダンクの組みあわせを試してみます。シューレースを変えることでどれくらい相性がよくなるのでしょうか?答えは、こちらです。

ビンテージシューレースをDUNKにつけてデニムと合わせました

靴紐が明るくなるだけでこんなに印象が変わるなんて自分でも驚きました。黒いシューレースの時よりもラフでカジュアルな雰囲気が出て、だいぶデニムに馴染みやすくなったように思います。

 

ただ、このグラノーラというカラーで気になるのは、 白いミッドソールとの色味の違い。くすんでたり、黄ばみ気のあるミッドソールには馴染むでしょうが、今回は白との対比が少し気になります。アッパーやデニムには馴染んでくれてるんですけどね。

 

ダンクのシューレース詳しくはこちら

▶︎スニーカーと古着の相性がよくなるKicksWrap(キックスラップ)のVintage Shoelaces

 

ビンテージシューレースのオフホワイトを装着!

DINKにKICKSWRAPのビンテージシューレースのオフホワイトを装着

今度はビンテージシューレースのオフホワイトにしてみました。

グラノーラも悪くはなかったのですが、若干色が濃いところが気になっていました。このオフホワイトは自然な白さ。白すぎずくすみすぎずの自然な色味がかなり良いです。

 

ビンテージシューレースのオフホワイトの色味

先端のデザインはグラノーラと同じでゴールド系のチップがついたアンティーク感のあるデザイン。ちょっと高級感がでます。

 

問題のデニムに合わせてみました。いい感じに軽さが出て、春夏らしさが演出できています。

DUNKと古着のデニムパンツのコーディネート

先ほどのグラノーラよりも靴紐のくすんだ色味がとれた分、より夏っぽい印象になりました。ミッドソールの色のともマッチしているので、全体のバランスも良いですね。相性は十分よく、満足な仕上がり。

 

ビンテージシューレースKICKSWRAP詳しくはこちら

▶︎古着コーデにぴったりなシューレースKicksWrap(キックスラップ)のVintage Shoelaces

 

VIBECA&Co.×KicksWrap クラシックコットンシューレースを装着!

DUNKにVIBECA&COのクラシックコットンシューっレースを装着しました

最後に試したのが、 VIBECA&Co.×KicksWrap クラシックコットンシューレースのオールドレースというカラーです。コットン特有の素朴な風合いのあるシューレースです。

 

画面上でのぱっと見は、ビンテージシューレースとの違いがわからないと思うのですが、靴紐の先端のデザインや、靴紐の表面の質感や厚みなどが異なります。

 

先端のデザインはこれまでの2つのシューレースと比較するとシンプル。

クラシックコットンシューレースの先端はシンプルなデザイン

今回目指している方向性としてはこのシンプルなものがあっているような気がします。アッパーが柄物なのでシンプルなデザインの方が良いのでしょうか。先ほどのビンテージシューレースと比べると、すごく良い意味でのチープさ(簡易な印象?)があります。

 

コットンシューレースの毛羽立った質感

靴紐自体に、これまでのものよりも厚みがあります。そしてコットン特有の素朴な雰囲気になっているのは、表面のわずかな毛羽立ちのおかげでしょうか。古着に合わせるならこの質感、かなり良いですね。

 

デニムと組み合わせても良い感じ。

VIBECAとKicksWrapのクラシックコットンシューレースとデニムパンツのコーディネート

先ほどのビンテージシューレースのオフホワイトとの違いがわからないと思いますが、本人の気持ちとしては、けっこう違います。

目指していたゴールに1番近く、自信をもって古着と合わせることができそうなので、しばらくこの組み合わせで履いていこうと思います。

 

KICKSWRAPコットンシューレース詳しくはこちら

▶︎究極のコットンシューレースVIBECA&Co.×KicksWrap Classic Cotton Shoelaces”Old Lace”

 

ダンクの靴紐を交換するポイントのまとめ

ダンクにヴィンテージ感のある靴紐を3種類合わせてみました。
今回の試行錯誤から得られた要点をまとめてみます。

シューレース交換でスニーカーの印象は操作できる!

もともと付属していた靴紐を取り替える事で、スニーカーの印象を大きく変化させることができることがわかりました。

 

特に今回のように、黒から白への変更の場合は色味が全然違うので印象が大きく変わります。

ミッドソールの色味に合わせたカラーにすると馴染みが良く、失敗しにくいです。

 

ダンクは靴紐を変えてコーディネートの守備範囲を拡げることができる!

ダンクとチノパンのコーディネート

色落ちした明るいデニムに合わせるために靴紐の色を変更しました。その結果、実はデニムだけでなく他の古着のパンツとの愛称はもっとよくなるという嬉しい出来事が。例えば、フランス軍のチノパンとの相性は最高によくなりました。

 

そして、古着じゃないストリート感のある黒いパンツとの相性はこれまでと変わらず合わせやすい。

ダンクと黒いパンツのコーディネート

ようするに、靴紐を変えることによってシンプルにコーディネートの幅が拡がったということになります。今回の靴紐変更は大成功でした。

 

古着とマッチする靴紐。僕のおすすめカラーは?

コットンの靴紐

古着やビンテージ感のあるコーディネートにぴったりな靴紐の色は、ナチュラル系のカラーです。

 

今回試した3色はすべて白〜ベージュ系統の色味で、どれも大差ないように見えるかとしれませんが、肉眼では印象が結構違いました。

 

注意点としては、ベージュっぽい色味のものにするときは、ミッドソールとの色味の違いにも気をつけた方が良さそうです。

 

ダンクローにつけたシューレースの長さは?

今回ダンクローに使用した靴紐の長さは120cmです。

 

デフォルトのダンクの靴紐の長さを計測してみると136cmだったので、すこしだけ短いことになります。ですが全く気になりません(というか、計測して初めて気づきました)。

 

最後に

靴紐を変えるだけで、ダンク×古着スタイルをもっと楽しめるようになりました。

そして、これはきっとダンクだけでなく、他のスニーカーでも同様のことが言えるはず。『スニーカーがコーディネートに馴染んでいない』と感じたら靴紐の変更を試してみて欲しいです。

想像以上の変化に驚くはずです。

 

▶︎ KicksWrapのヴィンテージシューレースはこちら
▶︎ VIBECA&Co.×KicksWrapのクラシックコットンシューレースはこちら 

 

 

 

 

 

 

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