こんにちは。 洋服の専門家、服地パイセンです。
プレミアムスニーカーを手に入れたけど、仕事に家事育児となにかと忙しいし、ケアするのはめんどくさい、と思ってしまうものです。しかし、スニーカーの汚れを放っておくと、
- 魅力が半減してしまう
- リセール価格が下がってしまう
- 寿命が短くなる
といった悪影響があります。これらを防ぐにはスニーカーを綺麗な状態に保つことが必須。誰だってスニーカーをかっこよく履きたいし、長く使いたいし、もし不要になった時には高く買い取ってもらいたいものです。
そこで今回は、拭くだけで簡単にスニーカーを綺麗にできるアイテム、スニーカーケア専門ブランドKicksWrapの『クリーニングワイプス』を使ってみました。その感想やメリット・デメリット、どのような人に向いているのか等をまとめました。
- ジョーダン1の汚れを拭き取りたいと思います
- KicksWrapのクリーニングワイプスでスニーカーを拭き掃除
- クリーニングワイプスのメリット
- クリーニングワイプスのデメリット
- クリーニングワイプスはどんな人におすすめできる?
- まとめ
ジョーダン1の汚れを拭き取りたいと思います
NIKEエアジョーダン1が大好きで、よく履いています。今回はこのミッドカットのハイパーロイヤルの汚れを拭き取ってみることにしました。
ジョーダン1は持ち主の好みによって様々な楽しみ方があります。綺麗な状態を保ち、プレミアム感をキープしたい人もいれば、年季の入ったヴィンテージ感を楽しみたい人もいます。
僕はこのロイヤルカラーを、履き古したような味わい深い雰囲気にしたくて、頻繁に履いています。そのため汚れも目立ってきました。今回はこの子をしっかり拭いて、新たな一面を引き出したいと思います。
ちなみにこのミッドカットのシリーズは、オリジナルとは異なる素材やカラーリング、レザーと合成皮革の組み合わせが特徴で、アッパーの質感は硬め。3年以上経ってもそれなりにまだまだ綺麗な状態にも見えますが、実はかなりの汚れが隠れています。
どんな状況?何をして汚れた?
先日、このジョーダン1を履いて山遊びに行ってきました。相当な距離を歩いたので、雪や砂、泥などがたくさん付着し、靴がかなり汚れてしまいました。
帰宅後は疲れていたので、シューケアは後回しに。結局、そのまま約1週間も放置してしまいました。
配色が暗いため、画像ではあまり汚れていなさそうに見えますが、肉眼で見るともう少し汚れが目立って今ます。ということで、このスニーカーを綺麗にしたいと思います。
なぜKicksWrapのクリーニングワイプス選んだのか?
今回このクリーニングワイプスを使ってみようと思ったきっかけは、手早く綺麗にしたかったというのが最も大きな理由です。手軽にスニーカーの汚れを取れるようなアイテムを探してたので、『拭き取るだけでシューケアできるシートは手軽そうでいいなぁ』と思ったんです。
他にも選んだ理由としては、こういう類のシートは他にもある中で、今回使用したKicksWrapはスニーカーケア専門のブランド。なおかつその中でも、NIKEのスニーカーに特化していると感じたことも大きなポイントです。専門的なブランドのアイテム、というものはやはり頼り甲斐があるものです。
あと、20個入りで約1000円というコストパフォーマンスの高さも魅力だと思います。大きい袋の中に20個の個包装されたシートが入っています。
それでは、さっそく使ってみます。
KicksWrapのクリーニングワイプスでスニーカーを拭き掃除
さっそく封を切りシートを取り出します。
シートは乾燥しているわけではなく、洗剤がついてしっとりしていて、広げてみると優しく爽やかで清潔感のある香りがします。
シートの形状に汚れを取る秘訣が隠されていた?
シートをよく見てみると、表面には不織布に0.5ミリくらいのゴツゴツした黒い小さなゴム製の粒が無数についているのがわかります。
きっとこのつぶつぶが汚れをとってくれるんでしょう。人間で言うところの毛穴の汚れをとってくれる、洗顔のスクラブみたいなものでしょうか。
期待が膨らみます。
ちなみに、裏面はプレーンな不織布になっています。
クリーニングワイプスで拭いてみます
さっそく指に巻きつけて拭いてみます。
スニーカーをシートで拭き取るのは初めてです。拭いてみてわかったのですが、スニーカーについた汚れって意外とガンコです。
ソフトに軽くなでるというよりは優しくゴシゴシこするかんじです(僕が汚れを1週間放置したからかもしれませんが…)。
少し拭いていると、僕なりに表面と裏面の使い分けが理解できました。
表面(ゴム製のドットラバー面)はソールの黒ズミなどしつこい汚れに、裏面(プレーンな面)はアッパーの汚れに最適だということがわかりました。
ちなみに、色々試していたのでなんやかんやで2分くらいは拭いていたと思いますが、慣れたら30秒もあれば拭き終えると思います。
今回は拭き掃除の効果がわかるように、アウトサイド(外側)だけ拭いてみました。ビフォーアフターを比較してみます。
ビフォーアフターを比較するとジョーダン1との相性の良さがよくわかる
まずはクリーニングの前後で比較してみます。スウッシュ(NIKEのマーク)の箇所とソールの黒ずみ汚れが特にわかりやすいと思います。
カラーリングが青と黒という暗めの配色なので、汚れは目立ちにくいのですが、肉眼でみるとけっこう違いがわかるんですよね。
正面から見比べてみます。
ミッドソールの白いラバーのところをみると、違いがよくわかると思います。
左の当たり具合でアウトサイド(外側)の方が明るく見えるというのもありますが、しっかり綺麗になっているのがわかります。
ジョーダン1のソールは白く、しかも気づかないうちに擦ってしまって汚れが付いている、なんて事も多いのでこれはなかなかに便利。
クリーニングワイプスとジョーダン1との愛称は抜群に良いと思います。
クリーニングワイプスのメリット
スニーカー専用ウェットクリーナー『クリーニングワイプス』はちょっとした汚れが気になった時に便利です。ちょっとした、というか割としっかりついた汚れも取れました。
どんなメリットや付加価値があるか挙げてみます。
時間や手間をかけずにスニーカーを美しく保てる
まず一つ目は短時間でスニーカーを綺麗にできるとういこと。
スニーカー片足を30秒ほどで綺麗にできます。両足を拭いても所要時間は約1分程なので、本当に短時間で手軽にスニーカーを綺麗にできます。
これだけ手間暇かからないなら、忙しくても使えそうです。
持ち運びに便利で手軽!
二つ目は持ち運びやすいということ。個包装の袋のサイズは縦8cm×横6cmと、余裕で手のひらに収まるサイズ。カバンに入れて持ち運んでも全くかさばりませんし、なんならポケットに入れてて持ち運んでも良いと思います。
汚れは取れなくなる前に気になったらすぐに拭き取る、と言うことが大切だと思うので、クリーニングワイプスの携行性の良さは大きな利点ですね。
クリーニングワイプスのデメリット
気になるようなデメリットはありませんが、勘違いのないように念のため触れておこうと思います。
ひどい汚れには向かない
あくまで手軽なシューケアアイテムなので、全体的に泥がまとわりつくほどの汚れには使えません。
日常でつくような汚れなら十分対応できますが、ひどい汚れを落としたい場合はシートで拭き取るのではなく、洗剤でしっかり洗うようにした方がいいと思います。
使用できない素材もある
使用できる素材についても知っておいたほうがいいと思います。
クリーニングワイプスはレザーなどの表面が滑らかな素材には効果的ですが、スエードやヌバックなどの起毛素材には使用できないようです。
クリーニングワイプスはどんな人におすすめできる?
実際につかってみて、どんな人にぴったりなのか。こんな人だと思います。
- スニーカー好きで綺麗に飾っている
- めんどくさがり、タイパを重視
- 旅行先でもスニーカーを綺麗に保ちたい
- スニーカーで通勤、通学する
具体的にはどんな人でしょうか。
スニーカーを部屋に飾っている人には特におすすめ!
スニーカーコレクターやスニーカーヘッズの中には、大切なスニーカーを部屋に飾る人も多くいます。そのスニーカーをいつも美しく保ちたいと願うのは当然のこと。
部屋に飾るために、普段の使用を控える人もいるでしょう。でも、履いても全然大丈夫!飾る前にクリーニングワイプスで拭くだけで綺麗にできるんです。拭いた後に飾れば、いつも美しい状態を保つことができます。
スニーカーを飾っている人には是非おすすめしたいアイテムです。
トラベラー、旅行のお供におすすめ!
旅行先でもスニーカーを清潔に保ちたいというのはよくあることですね。
例えば、海外旅行では屋外でのアクティビティや商業施設にも足を運ぶことがありますが、靴は何足も持ち歩けませんよね。そのため、午前中は登山をして、午後はショッピングといったように、同じ靴を履いて様々な場所を巡ることがよくあります。
しかし、汚れた靴でデパートに足を踏み入れるのは気が引けますよね。そんな時に便利なのがクリーニングワイプスです。サッと拭くだけで簡単に綺麗になるので、スニーカーの汚れが気になりません。
学生やオフィスワーカーにおすすめ!
クリーニングワイプスは持ち運びやすいので、いつでもどこでも休憩時間などでも手軽にスニーカーを美しく保つことができます。
学生や、修学旅行であったり、お昼休みにプレミアムスニーカーを磨いている姿は、おしゃれだと思いませんか?
また、スニーカーで通勤する人も増えていますし、持ち歩くこと自体がエチケットとしても素晴らしいと思います。
まとめ
スニーカーの汚れは、ついたばかりならすぐに落とすことができます。
汚れたらクリーニングワイプスでサッと拭いてあげるだけなので、忙しい人やめんどくさがりでも大丈夫!いつでもどこでも気軽に短時間でスニーカーをピカピカにできます。さすがスニーカーケア専門ブランドKicksWrap。
スニーカーの汚れは蓄積されるので、これを続ければ将来的にはかなりの違いが出るはずですよ。
キックスラップの公式ページで、シート1枚でスニーカーを何足クリーニングできるか、というコスパ等を検証する短尺の動画があるので是非チェックしてみてください!
▶︎ KicksWrap(キックスラップ)のスニーカー専用シート『クリーニングワイプス』