こんにちは。 服の生地についてのブログを書いています、服地パイセンです。
靴のつま先は猫の額ほどの面積ですが、人の印象を大きく左右する部分です。トゥが汚いと靴が汚くみえ、全身がみすぼらしく見えてしまうということですね。
革靴が好きな人はきれいにメンテナンスしてつま先がぴかぴかに輝いていることが多いもの。物を大事にしてきれいに長く使う。なんとも素晴らしいことだと思います。
ところで、『革靴は頻繁に磨くけどスニーカーは磨かない』って人はけっこう多いんじゃないでしょうか。革靴のように磨く必要はありませんが、スニーカーも少し汚れを取ってあげるだけで、見た目が大きく変わります。
日本で1番ポピュラーな(?)コンバースのオールスターやチャックテイラー。そんなスニーカーにぴったりなケアグッズを使ってみました。
チャックテイラーの特徴
今回綺麗にしたチャックテイラーです。アッパーはキャンバス、ソールはラバーの一般的なキャンバススニーカーです。
アッパーは黒いキャンバスなので汚れは目立ちませんが、白いラバーのトゥやソールは汚れが目につきます。歩いている時に擦ってしまって跡がついてたり、こういう汚れは気づかないうちについているんですよね。
そんなトゥやソールまわりの白いラバーの部分をきれいにしていきます。
スニーカー専用消しゴム
今回使用したのは、マーキープレイヤーというシューケア用品専門のラバーソールイレイザーです。
大きさは手のひらにおさまるくらいで、見た目やさわった感じさは「硬めの消しゴム」といった感じ。
ラバー部分やソールにつきやすい擦り汚れなどを消しゴムでこするように使い、汚れを落とします。
チャックテイラーをきれいにする前の状態
靴紐は先日新しいものに変えてるので、それなりにきれいに見えますが、ソールの凹凸の部分の汚れが少し目立ちます。
もともとそんなに気にするほど汚れてはいませんが、さっそく試してみます。
スニーカークリーナーの使い方
消しゴムといったら、ノートに書いた鉛筆の字を消すようにゴシゴシするイメージ。
大人になってからは、何かを書くときはペンばかり使っているので消しゴムを使うという感覚がなんだか懐かしい。
文字を消すようにゴシゴシこするというよりは、円を描くように優しく優しくなでるような感じで汚れを取った方が良さそうです。
一回の動作で汚れを取るというより、何往復もさせてきれいにする感じです。
トゥからスタートし、ソールを全体的にきれいにしていきます。片足だいたい5分くらいで完了します。
メンテナンス前後を比較してみます
上が消しゴムで綺麗にする前で、下が消しゴムで綺麗にした後です。
作業しているときは汚れが少しずつ薄くなっていくので、あまり気づきませんでしたが、こうして結果を見比べると全然違いますね。
掃除や片付けなんかもそうですが、ケアやメンテナンスはすぐに結果が目に見えてわかるので、やったった感があるというか、スッキリして気持ちがいいもんです。
感想
ふつうの消しゴムでもいいのかもしれませんが、「どうせならスニーカーケア専門の物の方がいい」と思い使ってみました。
今回使ったマーキープレイヤーのスニーカーイレイザー。
なにより消しカスが全然出ないのがすごいです。
水も使わず、小さく持ち運びもしやすいので場所も選ばずすぐに使用することが出来ます。
簡単にきれいになったので、トゥがラバーで出来ているもの、コンバースのスニーカーをよく履く人におすすめです。
値段も1000円くらいと高くはないので、是非チェックしてみてください。
靴をおろす前と洗った後は防水スプレーをしたり、長期保管するときはスニーカーパックに入れたりするだけで靴が長持ちするので、よかったらこちらもチェックしてみてください。
防水スプレーを振っておけば、汚れもつきづらく、汚れてもすぐ落ちるようになります。