こんにちは、服地パイセンです。
フレンチワークが流行ってるんでしょうか。
僕が勤めている会社でも、最近フレンチのカバーオールがよく売れています。
こんな服です。

中でも、フレンチワークの代表的な素材といえば、やっぱりモールスキンです。
ところで、モールスキンってどんな生地なのでしょうか?
この記事ではモールスキン生地について解説していきます。
モールスキンって簡単にいうとどんな生地?
モールスキンとは、フレンチワークによく使われ、少しツヤ感があり、肌触りがいい、表面が少しふわっとした生地です。
なんとなくモールスキンについてざっくり知りたい、
という方はここまでの理解で十分だと思います。
ここから先は、歴史やウンチクの内容になるので、ご興味があれば是非読んでみてください。
モールスキンの歴史と由来
モールスキンの歴史
モールスキンは1950年代以前に、主にフランスのワークウェアに使われた素材。
生地として登場したのは1940年頃といわれていますので、使われていた期間は長くなさそうです。
ちなみにその頃、アメリカではワークウエアにデニムが使用されていました。
それがフランスではモールスキン。
要するにフランス版のデニムと思ってもらえば、なんとなくしっくりくるかもしれません。
モールスキンの由来
モールスキン(mole skin)は文字通り「モグラの毛皮」を意味し、モグラに似せた手触りと外観をした織物のこと。
モールスキンはコットンを起毛させてスウェード状の仕上げを施しています。
厚くてモチっとした肌触りで、光沢があるのが魅力です。
モールスキンは手触りが良いだけではなく、その丈夫さも人気の理由のひとつ。
同じくコットンで作られる、キャンバスやデニムがより丈夫ともいわれています。
モグラの毛皮ってどんなの?
「モグラ毛皮」と聞いてもピンとこないと思います。
僕もモグラって毛が生えてるの?と疑問に思っていました。
毛が生えている印象のないモグラですが、実際には皮膚にはびっしりと毛が生えています。
皮膚に対して垂直に生えている理由は、穴を掘り、前後に移動する影響で毛並みが存在しないためです。
モグラの毛皮は短毛垂直なんです。

モグラの写真を確認してみると、毛皮は光沢があり、とても美しい。
触った感じはベルベット生地の感触に近く、やわらかく肌触りが良いようです。
そんな
という光沢感のあるコットン生地なんです。
モールスキン素材の特徴
モールスキンは、太い綿糸を生地の片面だけではなく、両面に起毛させながら織り上げています。
丈夫な綿素材と言えば、キャンバスやデニムがよく使用されていますが、実は最も丈夫なのが、モールスキン。
モールスキンに用いる綿糸はキャンバスやデニムほど太くありませんが、とても高密度に織り上げているので強度があるのです。
モールスキンは秋冬のアウターにぴったり
モールスキンの特徴は、その優しい肌触り。
一般的に太い綿糸の使われた丈夫な素材はゴワゴワしていますが、モールスキンはやわらかな風合いがあります。
それは、起毛させしながら生地を織り上げているから。
そうすることで生地に空気の層ができ、やさしい肌触りとしっかりとした厚みが感じられるのです。
さらにモールスキンは、生地の表も裏も起毛してるので、なめらかで温かみのある仕上がりになります。多くの空気を取り込むことができるため、保温性が高く、暖かいんです。
モールスキンの洋服に袖をとおすと、まるであたたかくやわらかい空気に包み込まれているようなとても気持ちの良い着心地を感じれるでしょう。
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