服地パイセン

生地にうるさい服屋で学んだことを活かし、洋服のわかりづらいことをわかりやすく解説します。

サンダースの革靴をお手入れせずに履いてみたら…。シューケアなしで3ヶ月経ったガラスレザー経年変化は?

サンダースの革靴は本当に手入れなしで大丈夫なのか。3ヶ月の経年変化をレポートします

こんにちは。 洋服の生地についてのブログを書いています、服地パイセンです。

 

2023年9月頃にサンダースのミリタリーダービーシューズを購入して約3ヶ月。週3日くらいのペースで頻繁に履いているので、40〜50回くらい履いてきたと思います。この記事では、

 

  • サンダースの革靴は手入れ不要というのは本当なのか?
  • シューケアしないとどうなるのか?

 

ということを主眼に置きながら、約3ヶ月履いた実体験をもとにサンダースの革靴の経年変化の様子をシェアします。

 

 

 

 

 

サンダースの革靴は『手入れせずともけっこう綺麗に保てる』だった

サンダースの革靴はほとんど手入れが要らないので扱いやすいとよく言われます。そして僕が購入した理由の1つでもあります。

サンダースのミリタリーダービーは本当に手入れが不要なのか?』このことを試したくて約3ヶ月間、一切まったく何の手入れもせずに履いてみました。靴磨きもしませんし、型崩れを防ぐこともしません。家に帰ったらそのまま玄関に置いてますし、雨の日にも普通に履きます。そして現在も革靴とは思えないような雑な扱いをしています。

 

そして出した結論は、『それなりにキズはつくけどけっこう綺麗。本当に扱いが楽で履きやすい』ということです。

 

大きな要因は、カーフレザーをコーティングしたポリッシュドレザーを採用していることでしょう。大きな履きジワが入りやすい革靴だと聞いていましたが、実際どのような経年変化をするのか等を新品未使用の状態と比べてみます。

 

シワの入り方やレザーの経年変化を新品と比較してみましょう

サンダース新品と三ヶ月の比較

革靴のシワには好みがあると思います。深いシワが好きな人もいますし、シワが入るのが嫌な人もいます。

僕はレザーのシワはあまり気にしない方ですが、ドレッシーさを求めるならシワは目立たない方が良いと思います。

 

サンダースの革靴のトゥを新品と3ヶ月で経年変化を比較する

サンダースの場合は、小さいシワが多数できるというよりは、大きめなシワがいくつかできるという印象ですね。

大きくうねるような深いシワが入りやすく、上品というよりラフな雰囲気です。それはシューケアしていないせいかもしれませんが。

 

サンダースのミリタリーダービーシューズのシワの入り方や経年変化を新品と比較する

購入時から1度も磨いてないのに光沢がありますね。

サンダースのレザーはガラスレザー。革をなめした後に膜を張るように塗料が塗られるので光沢があり、履いていくとコードバンぽい質感になってきたような気がします。

 

靴の内側やサイズ感はどう?

サンダースミリタリーダービーシューズの経年変化を比較する

3ヶ月しっかり履いて、履き口の形状は新品の時と比べると広がって丸くなってきています。もともとは明るいベージュだった内側のレザーの色も、綺麗な茶色っぽい色になってきています。

しかし、インソールのブランドロゴは剥がれ落ちることもなく顕在しています。

 

革靴の内側やサイズ感をみていきます。

サンダースの革靴は足の形に沈み込み、馴染みやすいことで知られるグッドイヤーウェルテッド製法でできています。

3ヶ月も履いているとすっかり足に馴染んで快適そのものです。ソールの沈み込み具合をみてみましょうか。

サンダースの革靴のソールの沈み込みを比較する

これは1ヶ月と3ヶ月の比較なのですが、そんなに大差はなさそう。『1ヶ月くらい履けばしっかり足の形に馴染む』ということでしょう。

 

沈み込んだ分フィッティングにも変化があり、履いていると感覚としては、新品未使用時からするとハーフサイズ分くらい変わったと思います。

 

履きはじめは『小指のあたりが少し窮屈かなぁ』と思っていましたが、今はソールが沈み、アッパーのレザーが馴染んだことで、窮屈に感じることもありません。

革靴でよく言われる、少し窮屈なサイズ感で選んだ方が良いというのは本当でした。

 

自分の足を模ったように沈み込むので、歩きにくいなんてことは全くなく、むしろ全力で走れるくらい足にフィットしてくれています。

 

靴底のすり減りはどう?

サンダースのソールのすり減りを比較する

これも1ヶ月と3ヶ月の比較なのですが、アウトソールもまだまだ健在です。というかソールも1ヶ月経過した時と比べてあまり変化がないように思います。

 

ITSHIDE社のソールはすり減りにくいという噂はどうやら本当のようですね。アウトソールもかなり丈夫でした。

 

革靴に対する気持ちにも変化が!?

僕が革靴を主に履いていたのは10年くらい前のこと。当時はスーツを着て仕事をしていたので、足元は当然革靴でした。

 

現在ほどスニーカー市場も大きくありませんでしたし、当時はオールデンをはじめとする革靴が流行っていましたね。

そして鏡面磨きが流行っていたり(?)、常にピカピカな状態を保つためにこまめに磨いていました。本屋に行けば靴磨き専門の書籍もたくさん揃っていましたね。

 

これまで革靴は面倒臭いものだと思っていた

昔は『革靴=かっこいいけど手入れをしなければならないもの』と思っていました。こまめに磨いて、ピカピカに輝かせます。

濡れるなんて言語道断ですし、保管するときは型崩れしないようにシューツリーに入れて湿度の低い場所に。といった具合。

 

シューケアをすると靴はすぐに綺麗になりますし、綺麗な革靴を履くのは実に気持ちのいいものです。それが当たり前になってくると、気づけば『手入れを怠ってはいけない』と思い込んでいました。

 

良い革靴を綺麗な状態に保つということは一種のマナーですし、靴を磨くのは愉しいものです。洋服や革靴が好きな人は革靴の手入れを怠りません。

でも一度革靴を履かなくなってしまうと面倒くさく感じてしまうものですね。

 

手入れ不要な革靴ってこんなに楽なんだ

サンダースのミリタリーダービーシューズのガラスレザーの経年変化

サンダースの革靴は、天候を気にせずにラフに履けるところがとても気に入ってます。

雨の日も濡れることを気にせず履くので、よく見ると水滴の跡などついていますが、ガラスレザーは表面がコーティングされているので致命的なシミになることもないでしょう。『まぁいっか』と思って気にせず見過ごしています。

サンダースの革靴は水に強いとはいえ、美観を保つなら適度に磨いた方が良いでしょう。

 

サンダースの革靴を手入れせずに履いてみた

革靴の表面にはこんな感じで擦れた跡もあります。

通勤前に自転車で子どもを保育園に送っているので、ペダルやスタンドで擦ってしまうんですよね。でも特に気にしません。多少のキズがあってもサマになってくれる、ありがたい相棒です。

 

昔ほど細かい事を気にしなくなったという自分自身の変化もありますが、なんとなく『手入れしないと決めたら気が楽になった』ような気がします。

飾らなくて良い。適当に履けば良い。道具なんだから。サンダースを履いているとそう思えるようになりました

初めからそれを期待して購入したのですが、想像通りというか、期待を全く裏切りませんでしたね。

 

結論、サンダースの革靴は…

端正なルックスでありながら手入れが楽です。『こんなに手入れが楽ならもっと早く買っておけばよかった』なんて思ったりもします。

足馴染みも良く、天気も気にせずラフに履けるのに見栄えも衰えにくいので、営業職などの、見栄えも担保しながら歩きやすい革靴を求めているような人にもおすすめできますね。

 

僕がいま迷っていることは、

  • このまま半年間手入れせずに履いてみる、
  • 一旦シューケアしてみてどれくらい綺麗になるか検証してみる

どちらにするか考え中です。

 

ご意見やご要望などありましたらお気軽にコメント、お問い合わせくださいませ。

 

 

 

こちらの記事で、サンダースの革靴の購入時〜1ヶ月履いてみた感想をまとめているので、合わせて読んでみてください。


サンダースのミリタリーダービーシューズを買った理由と体験談【買ってよかった】

 

 

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