服地パイセン

生地にうるさい服屋で学んだことを活かし、洋服のわかりづらいことをわかりやすく解説します。

【子育て×服装】父親になるとダサくなる理由は、体験してみると痛いくらいよくわかる。

父親の服装がダサくなる理由5選

なんとなく最近の思うことがあります。
『なんか、父親になってファッションがダサくなってたなぁ。。。』って。ださいというか、ありきたりな服装するようになったなぁーって思います。

 

なんとなくですけど35歳以上の子育てしているお父さんって、
スウェットシャツにジョガーパンツ。
パーカーにデニムパンツ
みたいにスポーティで動きやすさ重視のイメージがあります。

 

もちろん父親になってもおしゃれな人はいますし地域によって違うのかもしれませんが、大阪はけっこうそんな感じ人が多く、僕もそのスポーティな感じに近づいてきてる気がします。

 

この記事では父親という立場から、その理由や原因なんかを具体的に考えてみます。

 

 

 

 

 

今年の冬は同じ服装ばかりしてます

フリースとブラックデニムのコーディネート

冬の間はとにかく暖かくて動きやすい服装をしています。

トップスはフリース生地のプルオーバー。
パンツはワイドなブラックデニム。
シューズはジョーダン1。
頭にはニットキャップかキャップをかぶる。

こんな組み合わせばかりしています。この冬はお正月の帰省も、近くの公園で遊ぶ時もだいたいこの服装でした。

もちろんファッションに興味関心がなくなったわけではありません。ただ優先順位が変わったってだけの話なんです。

 

『おしゃれは我慢』という言葉通り、おしゃれさと洋服の機能性はトレードオフであることが多いです。

一般的にはドレッシーな服装ほどシンプルでスタイリッシュ。逆に機能的な洋服ほど、野暮ったい感じになると思います。ポケットがたくさん付いていたりダボっとしていたりとか。

 

子どもがいるとどうしても機能性を求めてしまうんですよね。特に子育て中の服装で優先されるのは『動きやすさ』です。

 

洋服は動きやすさが最優先される

子供と遊ぶために動きやすい服装

父親になってまずひとつ目の大きな変化は、動きやすさを最優先に考えるようになるということ。

 

子供を追いかけたり、しゃがんだり、長時間おんぶや抱っこをすることが当たり前になるので、動きにくい服装ではやってられません。

伸縮性のある服かゆとりのある服でないととてもじゃないけどついていけません。

 

動きやすさの次に気にしているのは、『汚れてもいい洋服』というでしょうか。

 

汚れてもいい服装になる

子どもと芝の坂道を滑る

子どもと公園に行って走り回ったり芝生の坂道をすべり降ります。たまにとかではありません。毎週末です。たぶん世のお父さんはほとんどそうなるんだと思います。

 

夏は水に濡れるなんて当たり前、泥んこがつくのも普通です。

岩の上に座ったり、子どもの目線に合わせるために膝をついたり、バッタを捕まえたり。たまにはうんちを踏んでしまうことだってあります(笑)完全にアウトドアになってしまうんですよ。

 

遊んでるとき以外も子どもが食べてるスパゲッティのケチャップのがつくなんて日常茶飯事のこと。汚れても洗いやすい、扱いやすい生地を求めるようになります。ウタマロ石鹸やワイドハイターが何度役立ったことか。

 

あとは『これまでと違った視点で洋服の生地にも特に気をつけるようになる』んですよね。

 

肌触りが気になり洋服の素材が限られる

子供がいると手触りの良い洋服を選ぶ

父親になって洋服の生地の質感を気にするようになり、スウェットや柔らかいフリースばかり着るようになりました

それは自分の着心地のためではなく子どもを抱っこした時、子どものほっぺたに僕の服が触れるからです。外出中に抱っこしたまま寝ることもよくあり、そうなると1〜2時間くらいほっぺたに触れてることになるので、毛織製品やゴワゴワした硬めの生地は着なくなりました。子どものデリケートな肌には痛そうなのでウールのコートやローゲージ、ミドルゲージのニット、生地が硬めのハードシェル(ゴアテックスみたいな)などは着用の頻度がグッと下がります。

 

肌触りが良くて動きやすくて汚れても洗いやすい生地と考えると、洋服の選択肢はぐっと絞られてしまうんですよね。

 

生地だけでなく、デザインの面でも選択の幅はせまくなります。

 

デザインの凝った服は気なくなる

子どもといると『父親らしい服装をしよう』と思うので、ダメージのある服や個性的な服装を避けるようになり、コンサバ感が強くなります。

決して悪いことではないのですが、青春時代をデザイナーズブランドブームで過ごした年代からすると、どうしても物足りなく感じてしまう部分があります。

 

自分の時間がなく洋服への興味関心が薄れる

最後に、父親になって1番大きな変化は自由な時間がなくなるということでしょう。

 

仕事や子供との時間が日常の大部分を締めることになるので、スマホを手にしている時間がかなり短くなり、自ずとトレンドを追いかけたり情報収集する時間が減ります。Youtubeをみる機会はかなり減りました。

積極的に情報を収集しなくなると、結果的に洋服への興味関心が下がってしまう。

だから同じような服をずっと着ているということに繋がるんだと思います。

 

自分自身で経験してみて本気でそう思います。

 

まとめ

父親になるとダサくなるということについて、体験していることを書いてみました。僕が実感しているのはこんな感じです。

 

  • 動きやすい服装になる
  • 汚れても良い服装になる
  • 肌触りのいい生地しか着なくなる
  • デザインの凝った服を着なくなる
  • ファッションへの興味が薄れる

 

子育てをしながらも、しっかりおしゃれでかっこいい父親になれるよう努めたいものです。

 

 

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