こんにちは。服の生地についてのブログを書いています、服地パイセンです。
あなたは好きな靴ってありますか?
僕はナイキのエアジョーダン1が一番好きです。むちゃくちゃカッコいい。「カッコいい」なんて簡単な言葉で片付けるのが申し訳ないくらい、美しく無駄のない完成されたフォルム。
しかし、そんなジョーダン1にも欠点があります。それはジョーダン1は脱ぎ履きが大変だということ。
同じように思っている人、いるんじゃないでしょうか。この記事ではそのジョーダン1の欠点を僕なりに克服した話をシェアします。
- エアジョーダンは「プレミアム」という概念を最初に定着させた一足
- ジョーダン1のかっこいいところ
- ハイカットスニーカーのデメリット「めんどくさい」
- エラスティックシューレースがジョーダン1の欠点を補ってくれた
- シューレース「This is...」の見た目はダサくないか
- 最後に
エアジョーダンは「プレミアム」という概念を最初に定着させた一足
「エア・ジョーダン」シリーズはバスケットボールファンだけでなく、スニーカーファンにも大きな影響を与えた一足です。
その登場は1985年、マイケル・ジョーダンと共にNBAにデビューした衝撃の一足。ファーストカラーがあまりにも派手だったため、NBAから「ユニフォーム統一規定」に触れるというクレームがつき使用禁止に。毎試合5000ドルもの罰金を支払い続けてまで履いていたのは有名なエピソードです。
それに対して、ナイキとジョーダンはCMで「10月15日、ナイキは革新的なバスケットボールシューズを作った。10月18日、NBAはそのシューズをコートから追放した。君達はNBAからこの靴を取り上げられることがないから幸運だね、」とコメント。そして「エア・ジョーダン」は、今までになかった斬新さで、ミュージシャン、ダンサー、スケーターなどに支持されていきました。今ではオリジナルのデッドストックは数十万円の値がつき、復刻が出るたびに超人気のモデルです。
ジョーダン1のかっこいいところ
そんなジョーダン1のおすすめポイントを主観でまとめます。
ハイテクすぎず、古着にも合う
古着やヴィンテージをよく着る人にとって、ハイテクスニーカーは足元だけ浮いてしまいやすいもの。
なのでローテクスニーカーやクラシックなスニーカーを選ぶ人が多いのですが、ジョーダン1は古着にも合わせやすいデザインです。ハイテクでもローテクでもない、ミッドテクというんでしょうか。クラシックな雰囲気とハイテクな雰囲気をあわせ持ったデザインです。
程よくシャープなデザイン
レトロなバスケットボールシューズらしく足首にはボリュームがあり、つま先から甲にかけては高さを抑えたデザイン。つま先から足首にかけてのなだらかな曲線がとにかく綺麗で、スポーツのために作られたとは思えない美しさです。
普段使いとしても落とし込みやすい、秀逸なデザイン。
ハイカットスニーカーのデメリット「めんどくさい」
僕自身すごくジョーダン1がすごく好きで、ここまでたくさんメリットを書いてきましたが、デメリットもあります。何かというと、脱ぎ履きがとにかくめんどくさい。それに尽きます。
靴紐は脱ぐときほどいて、履くときにまた結びます。『靴はケンケンして履いてはいけない。』
それが僕ののルール。いや、アパレル業界のルール。
靴紐を結んだまま脱ぎ履きをすると靴が傷んでしまい、それだけで靴の寿命が短くなってしまうんです。せっかくのお気に入りのアイテムなので長く付き合いたいもの。
もちろん、靴紐をずっとゆるめた状態で履くこともできます。でもハイカットのスニーカーの場合は、履き口の足首のとこをキュッとさせたいのです(果たして本当にめんどくさいのは、ハイカットのスニーカーなのか、自分の性分なのか…)。
デメリットを感じるシーン
例えば
- 家の玄関で。
- 居酒屋で座敷にあがるとき。
- 友人宅に遊びに行った時。
いずれもパッと靴を脱げずにもたついたしまいます。居酒屋の座敷なんかにあがるとき、団体だった場合は一番最後にお邪魔するようにしなければなりません。
脱ぐときにシューレースをほどいたり、履く時に結び直したりと手間取ってしまうので。
そんなエアジョーダン1ハイの欠点を補ってくれた画期的なアイテムがあります。
エラスティックシューレースです。
エラスティックシューレースがジョーダン1の欠点を補ってくれた
エラスティックシューレースは簡単にいうとゴムの靴紐です。ゴムなので伸縮性があり、伸びてくれます。
靴紐が伸びてくれることで、結び直し不要で、スリッポンのように脱ぎ履きができるようになるんです。もちろん足首はキュッとしたまま。
こんなかんじで、人差し指を入れるだけで脱ぎ履きができるようになりました。
靴紐を結んだ場合は片足15秒くらいかかりますが、たった1秒でスニーカーが履けるようになります。
シューレース「This is...」の見た目はダサくないか
元々のジョーダン1の靴紐(左)は、長さ175cm、幅8mmです。
今回「This is...」というブランドのシューレース(右)にしてみました。
長さ54インチ(約137cm)、幅は6mmでした。数値上短く感じますが、けっこう伸びてくれるので、あまり気になりません。
見た目の違いを比べるために、片方だけ紐を替えてみました。
←左側(右足)がエラスティックシューレース、
→右側(左足)が通常のシューレースです。
ほとんど気にならないと思いますが、通常のシューレースより少しだけ細めですね。もう少し近づいて見てみます。
手前がエラスティックシューレースです。よく見るとヒモの表面に凹凸があるのがわかります。
ジョーダン1にもともと付属しているシューレースはツルツルッとしていて、少し安っぽい印象なので、この少しゴツゴツっとしてるのも個人的には好きな感じです。
最後に
100円均一などでもゴムの靴紐は売っていますが、質感がいかにも「ゴムでできてます!」という見た目をしています。
エアジョーダン1やレトロなスニーカーにも合うデザインのものを探していて、やっと見つかったアイテムです。
数百円でジョーダン1 HIGHのデメリットを補えるエラスティックシューレース、めちゃめちゃおすすめです。45インチと54インチがありますが、ハイカットは54インチの方です。
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このブログではスニーカーに役立つ情報が他にもたくさんあるので、ぜひ読んでみてください。