こんにちは。
服の生地についてのブログを書いています、服地パイセンです。
まだまだ寒いので想像しにくいですが、暖かくなってくると、
ロンTやTシャツ一枚で着ることが多くなってきます。
ですが「Tシャツを一枚で着るとなんとなく物足りない」と感じてしまいます。
Tシャツはもともとは肌着なこともありシンプルなデザインなので、
物足りなく感じやすいんです。
物足りなさを補おうと、プリントTシャツを選ぶとシンプルさは払拭できますが、
子供っぽくなってしまいやすいもの。
では、どうすればいいのでしょうか。
Tシャツの「生地」に注目してみてください。
ここ数年人気のアメリカンコットンのTシャツ。
ほかと同じような無地のTシャツですが、なぜか一枚だけで着てもキマるのがアメリカンコットンのTシャツです。
透けないTシャツを選ぼう
Tシャツをかっこよく着るには、どうすればいいでしょうか。
まず最低条件として、透けてはいけません。
透けるようなTシャツが流行ってるときもありましたが、基本的には透けないものを選びましょう。
透けて肌が見えていると、それだけでかっこ悪い。
その点、アメリカンコットンのTシャツは厚く、ヘビーオンスに編み立てられたものが多いので圧倒的に透けにくいです。
ちなみに透けやすいものとそうでないものを数値で具体的に現すとどういう結果になるのか。
その目安は6オンスといわれています。
〜5オンスまでが、最も一般的なTシャツの生地の厚さです。
6〜9オンスはヘビーウェイトと呼ばれる肉厚生地に該当します。
透けないTシャツを選ぶには、6オンス以上のものを選びましょう。
生地の厚さで白Tの透け感を比較した記事もあるので
よかったら読んでみてください。
アメリカンコットン(米綿)を簡単に解説
かんたんに一言で説明すると、そのまんまですがアメリカのコットンを使用した生地です。
メジャーなアップランド綿やカリフォルニア綿、テキサス綿、など地域によってさまざまな呼ばれ方がされますが、それらをまとめてアメリカンコットンと呼んでいます。
アメリカのコットンなので、米綿(べいめん)とも呼ばれます。
COTTON USAマークとは
服屋さんに並んだTシャツにこんなタグが付いてるのを見たことないでしょうか。
これは「COTTON USAマーク」といいます。
アメリカンコットンの中でもCOTTON USAマークは、上質なアメリカ綿を使い、
厳しい基準に合格した綿製品にのみ表示を認められる信頼の証です。
もし見かけたら、その製品はアメリカンコットンの中でも信頼できる品質のものだと思って問題ありません。
生地の特徴
このGoodwearのTシャツも7年くらい前に購入したものですが、現役でまだまだ着れる丈夫さです。
生地が7.2オンスだったと思います。
生地感
アメリカの綿は繊維の強さがすごく特徴的。
ヨレヨレになりにくく男らしい素材。
なんていうんでしょうか、ガシッとハリがあるというか、硬さがあるというか、とにかくしっかりしています。
「Tシャツは透けるから重ねて2枚着る」という人もいますが、アメリカンコットンのヘビーウェイトTシャツは透けにくいので、肌着を着なくても大丈夫です。
夏場に大活躍
Tシャツなので通気性もよく爽やか!なのに汗もしっかり吸収・発散!夏場にはもってこいの素材です。
一枚で着てもサマになるので、ほんと重宝します。
洗濯しやすい!
ネットに入れずに、そのまましっかり洗っても大丈夫。とても扱いやすい生地です。
きれい目なTシャツというより、ラフでカジュアルな印象なので、
使えば使うほど、どんどんかっこよくなっていきます。
SDGsの取り組み
COTTON USAはサステナブルな取り組みも行っています。
農薬の大量使用で綿花の栽培が問題になっている昨今、
しっかりと環境面にも配慮された安心のコットンなんです。
私たちはより高いサステナビリティ(持続可能性)目標を設定します。
アメリカ綿花業界は、過去35年間に達成した環境面での大きな進歩をさらに拡大しようとしています。その目的は、将来の世代のためにより良い世界を作りながら、メンバーが現在のニーズを満たせるよう支援することです。
最後に
しっかりとした生地感が男心をくすぐる COTTON USAの生地を使用したTシャツ。
一枚で着れるシンプルな無地のTシャツが欲しいと思ったら、アメリカンコットンのTシャツが間違いないです。
透けずに1枚で着れるTシャツを徹底比較した記事もあるので
よかったら読んでみてください。
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