服地パイセン

生地にうるさい服屋で学んだことを活かし、洋服のわかりづらいことをわかりやすく解説します。

【Barbourを徹底比較】通販社員が教えるバブアーの失敗しない選び方

ぴったりなバブアーは短バブか?長バブか?

こんにちは。
服の生地についてのブログを書いています、服地パイセンです。

 

バブアーのオイルドジャケットが流行っていますね。

性別や年齢を問わず、着ている人を毎日のように見かけます。

 

僕が勤めている会社でもバブアーの製品をたくさん取り扱っていて、動画や特集を作るために何回か袖を通しました。着るたびに欲しくなります。

 

ところで、
『バブアーは種類がたくさんあるからどれを選んでいいかわからない』

という人も多いようなのですが、実はバブアーの選び方はそんなに難しくありません。この記事ではあなたにぴったりなモデルを考えていこうと思います。

 

あなたにぴったりなバブアーがどれなのかわかります。

 

バブアーのワックスジャケットを持っているわけではなく、所有している実体験をレビューすることはできませんが、これから購入される方が選ぶ際の参考になれば良いなと思います。

 

 

 

 

 

バブアーの種類と見分け方。あなたにぴったりなのはどれ?

バブアーは様々な丈の長さがあるよ

引用:aranciate楽天市場店


バブアーのジャケットはたくさん種類がありながらも、どれもデザインがよく似ています。

 

細かいディテールはどれも違うのですが、丈の長さを大きく分けると、ショート、ロング、ミドルの3種類に分けられます。最近は短バブ、長バブなんて呼ばれています。

この丈の長さによって、用途やテイストが決まってきます。

 

自身のライフスタイルや好みの服装、使い方から、どのモデルを選ぶべきか、選ぶことができます。

 

先に答えを書くと、


カジュアルならショート丈(短バブ)

→トランスポート 
→スペイ

 

きれいめやスーツに着るならロング丈(長バブ)

→バーレー
→ボーダー

 

汎用性の高さならミドル丈(中バブ)

→ビデイル
→ビューフォート

 

というように選ぶことができます。

自分のライフスタイルや使用する用途から選ぶのが、着用の機会も多く失敗も少ないです。

 

バブアーの特徴を簡単にまとめます

英国の王室御用達ながらコストパフォーマンスの高さや、長く付き合える耐久性など世界中から愛される英国ブランドのバブアー。

 

1894年イングランド北東部で誕生しました。

悪天候のもとで働く港湾労働者のために、コットン生地にワックスを染み込ませて耐水性を高めた防寒用の上着を提供したのが始まりです。

 

 

ここ数年のバブアーは?

2021年までは、現代的にモダナイズした2レイヤー生地の「SLシリーズ」をメインに販売していました。

SLシリーズは日本モデルでスリムフィットモデルです。

オンラインのバブアーでSLや2Lと書いてあるものはこれです。

 

 

2022年に代理店が変更。

本国とのブランディングの方向性のズレでゴタゴタしていました。

ライフスタイルブランドとしての展開を望む本国との意見の相違があったようで、ブランディングに大きな方向転換があり、品目を大きく増やします。

 

僕が勤める会社でもSLシリーズは取り扱っていたのですが、オイルドコットンも取り扱い始めました。

 

今回取り上げているものは、すべてクラシックなオイルドコットンのシリーズのものです。

 

バブアーはその生地も魅力の一つ。クラシックな趣向性の高さからファッション好きの間ではオイルドコットンのものが人気です。

 

 

今のオイルドコットンはまったく臭くない

バブアーのオイルドコットンクロスは臭くないし手触りもいい

オイルドコットンはコットン生地にオイルを染み込ませ、表面に層を作ることで防水性をもたせた生地です。

 

生地感は皮革のように鈍い光沢感を放ち、コットン地のハリ感と陰影を強調するような雰囲気のあるものです。


手触りはオイルドコットン特有のぬめり感があります。

ベタベタとはまたちょっと違う感覚で、触っていると手のひらに白色ワセリンを薄く塗ったような感覚になります。

 

 

『オイルドコットン臭いというのが払拭された』とは噂に聞いていましたが、においもありません。

 

オイルドコットンではブリティッシュミラレーンやベルスタッフといったブランドも昔から有名ですが、今はどうなっているんでしょうね。

 

 

コーデュロイに切り替わった襟

バブアーの特徴といえば、襟のコーデュロイの切り替えです。

 

この切り替えのデザインが、バブアーのクラシックな雰囲気を助長します。

 

バブアーはその特有の野暮ったさが魅力のひとつです。

 

裏地のタータンチェック柄は色で違う

BARBOURの裏地はタータンチェツク

もう一つバブアーの特徴として外せないのが、裏地のチェック柄です。

ふとしたと瞬間にのぞくタータンチェックが英国の伝統を感じさせてくれます。

 

セージは緑系のタータンチェック

ブラックは黒系のタータンチェックになっています。

 

 

バブアーの後悔しない選び方は、丈の長さや特徴から見えてくる

短バブ、長バブ、中バブからオイルドコットンのモデルを2つずつピックアップしました。

 

デザインのルーツや、デザインの特徴などを紹介します。

 

 

ショート丈の短バブはカジュアルに

ショート丈はカジュアルに着やすいアイテムです。

丈が短めなのでバランス良く着こなしやすく、インナー次第で印象がガラッと変わります。

 

短バブの特徴

•カジュアルなファッションと相性良し
•インナーで印象変えれて重ね着しやすい
•低身長なら丈は短い方が間違いない

 

トランスポート「TRANSPORT」

デザイン:ワークジャケット型
ルーツ:運搬業者用
身幅:かなり広い
ベント:なし
スーツ:×

 

トランスポートはコーチジャケットのようなカジュアルなデザインが特徴です。

 

ビデイルやビューフォートに比べるとマイナーな存在でしたが、ここ数年人気のモデル。

ラグランスリーブ、袖幅と身幅共にゆったりとしたシルエットで、ゆとりのあるシルエットです。重くなりがちな冬のコーデも「トランスポート」の絶妙なショート丈のおかげで軽やかに。

 

スペイ「SPEY」

デザイン:ウェーディングジャケット
ルーツ:フィッシング
身幅:広め
ベント:なし
スーツ:×

 

腰まで水に浸かりながらフィッシングをするウェーディング型のショートジャケット「スペイ」

ゆったりとしたボディと動きやすいラグランスリーブが特徴で、腹部と胸部のDリングはフィッシングロッドを固定するディティールです。

 

ロング丈の長バブはきれいめに

ロング丈のバブアーはオンスタイルにも使いやすく、ビジネスでも使いたいなら間違いありません。

 

フロントを閉じればインナーが隠れるのでコーディネートを考えるのがめんどくさい人にも向いてます。

 

長バブの特徴

•落ち着いたファッションに
•シンプルなコーディネートにしたいとき

 

バーレー「BURGHLEY」

デザイン:Aラインロングコート
ルーツ:乗馬用コート
身幅:普通
ベント:センターベント
スーツ:◎

 

乗馬用コートとして開発された「Burghley」

 

裾に向かって広がるAライン感のロング丈が洗練された印象です。

フロントのデザイン・バックのセンターベントがポイントでカジュアルからビジネスシーンまで幅広いシーンで活躍するモデルです。

 

ボーダー「BORDER」

デザイン:Aラインコート
ルーツ:野外散策用
身幅:普通
ベント:センターベント
スーツ:◎

 

野外散策用の「ボーダー」は内側のポーチャーズポケットがポイント。
着脱可能なポリエステル製の袋に採集した野草などをいれて歩く。

 

モデル名はスコットランドイングランドの「国境」に由来するそうです。

 

ミドル丈の中バブはバランスが良い

ミドル丈の利点はなんと言っても汎用性の高さ。

オン〜オフまで対応できることから、流行り廃りなく末長く活躍します。

 

中バブの特徴

•ほどよくカジュアル
•スーツにも対応できる 

 

ビデイル「BEDALE」

デザイン:ライディングジャケット
ルーツ:乗馬用
身幅:普通
ベント:サイドベンツ
スーツ:〇

 

カジュアルさときれい目なバランスがよく、ブランドを代表するロングセラーモデルの『ビデイル』。
コーデュロイ襟と大判なパッチポケットが印象的なジャケットです。
もともと乗馬用のジャケットのためヒップが隠れるくらいの短め設計、裾が邪魔にならないようにサイドベンツ仕様になっています。

 

 

ビューフォート「BEAUFORT」

デザイン:ハンティングジャケット
ルーツ:狩猟用
身幅:普通
ベント:なし ゲームポケット
スーツ:〇

 

ビデイルと並ぶベストセラーモデルである「ビューフォート」。


ハンティングジャケットの風格たっぷりのクラシカルな顔立ち、ビデイルより少し長めの着丈でビジネスとカジュアルを横断して活躍してくれます。


シンプルでクラシカルなスタイルのミドル丈ラグランスリーブ仕様。

 

最後に

バブアーを選ぶポイントは『丈の長さ』です。

自身のライフスタイルから考えると選びやすいです。

 

 

バブアーのオイルドジャケットはかっこいいなぁと思います。何度も欲しくなりました。

 

カジュアル派の僕が買うなら短バブのトランスポートかスペイですね。ショートジャケットとしてラフに着てみたいものです。

 

 

 

 

いつもはてなブログで交流してくださっているYMさんがビデイルの経年変化を投稿してくださっていました。

とても参考になるので是非読んでみてください。

ymfresearch.info

 

 

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