こんにちは。 洋服の生地についてのブログを書いています、服地パイセンです。
HOLICC(ホリック)のGiopants(ジオパンツ)をご提供いただきました。
どのようなアイテムかというと、スリムシルエットのテクニカルで機能的な化繊のパンツに分類されるかと思います。このパンツが忖度なしにすごく良いアイテムでした。
僕はワイドパンツばかり穿いていることもあって『上手く穿けるかなぁ』なんて不安がありましたが、気付けばオンオフ問わずに週に3日は穿くようになっていました。穿きすぎですね。笑
すごくないですか?
『化繊のパンツってなんとなく苦手』と思っていましたが、この便利さを知ってしまったらもう綿のパンツ穿けなくなるかもしれません。理由は沢山あって、先に書いてしまいますが
- 夏場でも快適に穿ける
- ビジネスから旅行まで対応できる汎用性
といったところが特に秀逸でした。この記事では実際に穿きまくった感想を中心に、ジオパンツを使ったコーディネートの実例も多数載せました。今後の快適なパンツ選びの参考になればと思いますので、是非お付き合いください。
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- HOLICCのGiopantsを徹底レビューします!
- 『ビジネス』『旅』に最適なおすすめパンツ!
- Giopantsの【サイズ感】【評判】【コーディネートの守備範囲】について
- HOLICCのGiopantsのメリットデメリット
- まとめ『Giopantsは最高のミニマルパンツです』
HOLICCのGiopantsを徹底レビューします!
製品ご提供のお話をいただいてから数日後、
『本気で仕事して、本気で旅して、本気で遊ぶ』
と書かれた荷物が届きました。
以前に圧縮バックパックOneをレビューさせていただいた時もそうでしたが、相変わらずこのキャッチフレーズからはブランドの本気度をびんびん感じます。
きっと僕は明確なビジョンや志を持っているヒトやモノに惹かれやすいのでしょう。
もしかすると、自分自身が明確な志というものを持って生きてこなかったからかもしれません。
なんだかそういう強い志に触れると、憧れるというか、応援したくなってしまうんですよね。
今回のレビューは仕様の紹介というよりも、僕の体験がメインになります。
Giopantsを穿いてみて感じたことやどのような使い方ができるのか等、誰かの役に立てば良いなと思って書いていこうと思います。
それは、風のようなパンツでした
さっそく開封してみると今回のパンツだけでなく、ブランドと製品のガイドブックが一部ずつきれいに同梱されていました。
この瞬間はいつもワクワクドキドキしてしまいます。
電化製品の場合は取扱説明書もろくに読みませんが、大好きな洋服のこととなると話は別。
紙面が綺麗にデザインされていることもあり、ついつい雑誌感覚で読み入ってしまうものですから、人の興味ってのは実におもしろいものです。
Giopantsの製品ガイドブックには『旅も出張も、もっと軽やかに』というコピーが添えられています。もうこれだけでこのパンツがどのようなアイテムなのかを物語ってくれるような素晴らしい文言。
勘のいい人にはもうこれ以上の説明は要らないかもしれない。それくらい研ぎ澄まされています。「仕事」と「旅」という2軸を持つブランドとしての矜持を感じさせてくれますね。さすがです。
ちなみに『Giopants』のネーミングについてガイドブックに記載されていました。「Gio」はベトナム語で「風」という意味。軽やかに穿けるところから、風をイメージして名付けられているそうです。
名付けにはヒトの想いや期待などが宿っているような気がします。子どもを授かってから、より一層思いを巡らせるようになりました。世界中を旅した人が選んだ「風」という言葉からは、晴れ渡る空の下に緑が生い茂る高原。そこに吹く力強くも優しい風を連想させられました。
ビジネスでの出張から旅まで、あらゆる経験を風のような爽やかさで彩ってくれるような、なんとなくそんな印象です。
他にもこのガイドブックには、パンツの製品の仕様、小さくパッキングする方法などがしっかり記載されています。HOLICC製品は、いつも丁寧な説明が写真付きで添えられているので安心して使用できるのがいいですね。翌日からさっそく穿いてみることにします。
高機能パンツを穿いてみて、まず感じたこと
このパンツが到着した胸の高鳴りとはウラハラに、実は当初は不安がありました。冒頭で書いたように僕はスリムパンツを穿きません。シルエットが不得手ということもあるんですが、今は8月で夏真っ盛り。何を着ても暑い。
Giopantsは化繊の穿き物としてはすこし厚みのある生地を使用しています。『真夏に中肉でスリムな黒いパンツって暑苦しそうだけど大丈夫かな?』なんて不安を抱えながら、最高気温36度の真夏に初めて足を通しました。
そんなことを思いながら一日履いてみた結論ですが、なんの問題もなく本気で余裕でした。いや、むしろこれまでより快適です。
その快適さの理由を自問したところ、すぐに思いついたのは『軽い』『肌触りが良い』ということ。
当初思っていたより格段に足さばきが軽くて動きやすいんです。黒くて細いパンツって、窮屈で自由が効かず文字通り『おしゃれは我慢』みたいなアイテムだと思ってたのですが、そんなことを全く感じさせません。
もうひとつの理由は、肌離れが良くてサラッとした生地だからでしょう。それでいて生地感もシャカシャカしてないのがとても良い感じ。これはしばらく綿のパンツを穿けなくなるかもしれませんね。
ストレッチで動きやすくて機能的!
もうすぐ2歳になる娘を保育園に迎えに行き、その帰りに公園で遊びました。走り回ったり、石を積んだり。
ええ、もちろんGiopants穿いてます。気づけば保育園の送り迎えは、たいていこのパンツで行くようになってました。動きやすく汚れもつきにくいので、何も気にせず全力で子供と遊べるのが気に入っています。
僕は幼い頃から着心地のよくない服や、窮屈な服が苦手です。それでも20代の頃は我慢して細い服を着れたのですが、30を超えてくると窮屈な服に耐えれなくなってきました。
アメリカ古着を好んで着ているので、必然的に太いパンツを穿くことが多いということもあります。
ところが一つ問題がありまして。子どもの保育園に行く時や、人と会うときの服装に少し困るところがありました。アメリカ古着だとラフすぎるんですよね。
周囲の目を意識する必要があるようなシーンではこのGiopantsが本当にちょうどいいと思います。しっかり上品に見えるし、スポーティな感じもある。心のどこかでこんなアイテム待っていたんですよ。
ちなみにサンダルを合わせれば、そのまま水辺で遊んだりもできます。パンツの裾が細くなっているので、まくりあげるとふくらはぎでしっかり止まってずり落ちてきません。
そして左ポケットにはジップが付いています。本来ポケッタブルにするためのジップなのですが、穿いている時にはポケットから物が落ちるのを防いでくれます。
これは自転車を漕いでる時に気づかずに物が落ちてしまう心配がなくなるところが気に入っています。心配性な割に落とし物が多い、そんな僕にとってはありがたい仕様です。
スタイリッシュなのでデートに穿いていこう
Giopantsの形は膝下細めの綺麗なテーパードシルエット。ベーシックなTシャツと合わせるだけで、印象のいいカジュアルスタイルにきまります。
ボリュームのあるスニーカーよりも、コンバースなどのコンパクトなシューズを選んだ方がバランスが取りやすいですね。ストリートや古着というより、少しキレイめというかシュッとした服装に持っていくのが間違いない合わせ方だと思います。
子どもが生まれてからは毎日がとても忙しく、妻と2人でゆっくり出かけれる機会がなかなかありませんでした。この日はお互いに休みだったので、子どもをあずけて久しぶりに妻と2人でデートをしました。映画を観て軽くショッピング。
もちろんGiopantsを穿いていきました。車の運転も映画の上映中も快適なので、ノンストレスでしっかり楽しんでリフレッシュ。そんな休日のコーディネートにもピッタリでした。
速乾性って大切だな
Giopantsを洗濯して驚いたことがあります。乾くのがものすごく早いんです。
どのくらいかというと、洗濯後の脱水だけでほとんど水気がなくなっているので、ちょっと干したらすぐ乾いてくれます。
ちなみに我が家のベランダは午前中しか陽が当たらない。夏はいいんですけど、冬の天気が悪い日はなかなか洗濯物が乾いてくれません。特に綿のパンツは冬場はなかなか乾きません。でもこんな速乾性のあるパンツなら年中問題なく乾いてくれることでしょう。
洗濯をして気になったことは、ほこりが目立ちやすいということ。そのままタオルなど他の洗濯物といっしょに洗濯機に放り込むと、多少のほこりがついてしまいます。黒い洋服はほこりが目立ちやすいんですよね。
ほこりは手で取ればいいだけなんですけど、気になる方は洗濯ネットを活用しましょう。…そういえば、製品のガイドブックに『洗濯ネットを使用してください』としっかり書いてありました。
シワにならず、劣化もしないパンツの秘密とは…?
この日はGiopantsを穿いて、オフィスで一日中社内プレゼンの資料を作成をしていました。パソコンにかじりついてデータを集めたり、グラフを作ったり。一日中座ってました。
長時間同じ姿勢で座っていると、綿のパンツの場合シワになってしまいますが、Giopantsはシワになりませんでした。
それにスリムパンツってヒザを曲げにくくて苦手なんですが、このパンツは座ったときによく伸びてくれるので窮屈感をまったく感じません。そして伸びるだけじゃなくてしっかり元の形に戻ってくれます。曲げ伸ばしを繰り返してもしっかり戻ってくれる強いキックバックはやみつきになります。
生地には『SOLOTEX(ソロテックス)』というポリエステル系の繊維が使われています。
シワにならずに伸縮性がある繊維なのですが、ソロテックスが画期的なのはそれだけではありません。服地パイセンとして言及せずにはいられないので、僕なりの私見を交えて解説すると、『劣化しない弾性繊維である』ということがすごいと思っています。
通常の生地は伸縮性を与えるためにはポリウレタンを混紡します(例えばストレッチスキニーデニムであれば、綿95%、ポリウレタン5%というように)。ポリウレタン繊維が混紡されることで伸縮性がうまれ、ヒザの曲げ伸ばしがしやすくなります。しかしこのポリウレタン弾性繊維は便利な反面、経年劣化しやすいというデメリットがあります。
マニアックな話になりますが、ソロテックスをはじめとするPTT繊維はバネのような分子構造を持ったポリエステル系の繊維。繊維の分子構造でストレッチ性を生み出しています。早い話が、伸縮性能があるけどポリエステルなので劣化しにくいストレッチ生地です。
そのこともあってか、パンツが膝抜けしません。スリムパンツで長時間座っているとシワだけでなく、膝がでてシルエットが崩れてしまいますが、それが全く起こりません。しっかりと元のシルエットに復元してくれます。
さらに、環境にやさしい繊維であるということも時代の潮流にマッチしています。
このことについては過去記事で詳しく解説しているので、よかったら読んでみてください。
▶︎「植物由来の繊維で環境負荷軽減」とは具体的にどういうことか?
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『ビジネス』『旅』に最適なおすすめパンツ!
Giopantsは普段使いはもちろん、幅広いシーンに対応できる汎用性の高い機能的なパンツです。さすが『旅も仕事もこれ一本』と銘打っているだけのことはあり、まさにその通りだと感じました。
その機能について、『旅』と『仕事』という切り口で見ていこうと思います。
旅のパンツにぴったりな理由
旅はいい刺激をたくさん与えてくれますが、小さな問題も発生します。Giopantsには旅を快適に楽しむための機能がつまっているので、そういった問題を解決してくれる気の利いた相棒になってくれるでしょう。
パッカブル仕様でコンパクトになり、シワにならない
左ポケットの内側にパンツをギュッと収納でき小さく持ち運べるポケッタブル仕様なので、持ち運びに便利です。そのままコンパクトにカバンに入るので、旅行の時に役立ちます。
そして何より素晴らしいのが『シワにならない』ということ。ナイロン製のパッカブルパンツってアウトドアブランドではよく見かけます。ですがそのようなパンツは穿こうと思って広げてみると、たいていシワシワになっておりかっこよく穿けません。
シワを気にしないという人もいますが、旅行では記念写真を撮ります。写真は旅が終わってからもずっと残るものなので、かっこよく写りたいものです。
速乾性が高いので荷物を最小限にできる
Giopantsはとにかくすぐ乾いてくれます。この『すぐ乾く』という機能は様々な場面で大きなアドバンテージになってくれます。
たとえば長期の旅行の場合。このパンツを寝る前に手洗いして干しておけば、翌朝には乾いているので、そのまま穿いて出かけることができます。そうすることで持ち運ぶ着替えを最小限にでき、荷物がコンパクトになります。これができると、長期の旅がすごくラクになるんですよね。この機能は充実した旅をするのにけっこう重要だと思います。
ストレッチで動きやすい
ストレッチパンツはアウトドアシーンやスポーツのときにも大活躍します。ソロテックスを使用した膝抜けしないストレッチ機能のおかげで、自分にジャストフィットのサイズ感で、アウトドアやスポーツシーンもおしゃれに快適に楽しめるでしょう。
伸縮性のない生地の場合は、足を大きく開くなどの動きが制限されてしまうので、旅でもストレスを感じやすいんですよね。
ビジネスや仕事のパンツに最適な理由
Giopantsはフォーマルなドレスコードには対応できませんが、職種や業界によってはビジネスシーンでも対応できます。どのように役立つのでしょうか。
一日中イスに座ってもシワにならない
『シワにならない』という機能は、小さく畳んだときだけでなく、仕事中の座りっぱなしの姿勢にもありがたいものです。一日中椅子に座ってできたシワはなかなか取れません。なので座っている時間が長い人はシワになりにくいものが絶対いいのです。
長時間の飛行機のフライトにもぴったりだと思います。
機能面だけでなく見た目の面でも優秀なんです。シワになりにくいパンツは、シャカシャカしていて化繊感が強くチープな印象の物が多いんですが、Giopantsの生地はマットな質感。安っぽさをまったく感じないんです。
スリムでスマートな印象を演出できる
ウエスト部分はボタンで調整できるようになっているので、好みのサイズで穿けるようになっています。
いい具合にフィットし、シルエットがきれいに見えるのに締め付け感がなく快適な履き心地を実現してくれます。
(サイズ感については次の項で詳しく触れます)
ベルトループがないので、シャツを着てネクタイをしめて…というフォーマル度の高いビジネススタイルには対応できませんが、ドレスコードに厳しくない職場なら問題ないでしょう。
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Giopantsの【サイズ感】【評判】【コーディネートの守備範囲】について
Giopantsはスリムなシルエットのパンツです。気になるサイズ感や、どのようなシルエットなのかをまとめてみます。コーディネートの実例についても多数載せてみました。
サイズ感やシルエットについて
僕は170cm 60kgの標準体型で、Lサイズを着用しています。
ジャストサイズはMだと思うのですが、僕くらいの体型だとMとLどちらにするかは好みで選べそう。タイト目が好みならM、少しゆとりがほしい場合はLといった具合です。僕の場合は、あまりピタっとタイトにしたくなかったのでLサイズにしました。
レングスはジャスト、ウエストもジャスト、ワタリは少しゆとりがあって、裾にかけて細くなるきれいなシルエットです。
着用していて窮屈な感じは全くせず、自由自在にに動けます。
評判やレビューは?
感想やサイズ感など、色々な方の意見があって参考になるので、商品ページのレビューをいくつか参照させていただきます。
身長:170cm~175cm
体重:70キロ
購入サイズ:L
軽くて履きやすい!
スリムフィットで軽くて履きやすかったです。
海外出張で持っていったのですが、嵩張らず重宝しました。
スリムなので、肌触りに影響が少しあったかなと感じます。これでベージュカラーもあると良いと思いました。
引用:HOLICC
身長:175cm~180cm
体重:78kg
購入サイズ:XL
中々良いかも
裏返すと収納袋に収める事が出来る優れもの。
サイズは、小さい気がするが、履いてみるとするりと入る、変な感じ 笑引用:HOLICC
出張や持ち運びするパンツとして穿いている人が多いようですね。
サイズについて自分の体験と照らし合わせると、
体重が50kg台の人はM、60kg台の人はL、70kg〜の人はXL、
あたりが目安になってくるのかと思います。
コーディネートの守備範囲が広い!実例を紹介
Giopantsを使って、ビジネスから普段使いのカジュアルなスタイルまでコーディネートしてみました。
色々と試していて感じたのは、本当に何でも合わせやすい!あれもこれも…と試しているうちに、気づけば7パターンも撮っていました。
僕はアパレル通販サイトで年間に2000以上のコーディネートを提案しています。その立場からみても、無理矢理感のない自然なコーディネートになっていると思うので、参考になればありがたいです。
1.オンビジネスでのコーディネート
Giosntsはジャケットに白Tシャツなどの、比較的カジュアル気味なビジネススタイルにも対応できます。
セットアップではないので上下で若干色味が異なりますが、ブラックのジャケットを着ていたら他の人には気づかれないでしょう。
2.きれいめ白Tシャツのコーディネート
上のジャケットを脱いで、靴を白スニーカーにしました。きれいめとビジネスのちょうど中間くらいの位置付けになります。
画像ではわかりづらいですが、ドレス要素のある、光沢感のあるTシャツを選んでいます。
スニーカーもTシャツもOKな職場なら仕事着として許容されると思います。
3.きれいめボタンダウンシャツのコーディネート
オックスのボタンダウンシャツにポストマンシューズ。ウエストがイージーパンツの仕様なので、シャツの裾はタックインせずに着ています。
ドレスコードが厳しくなければ、オフィスにも着ていけると思います。
4.カジュアルにデニムシャツを合わせたコーディネート
デニムシャツにスニーカーでカジュアルに。
ラフさと季節感を出すためにシャツの袖とパンツの裾はロールアップして軽さを出してみました。
きれいなテーパードシルエットなので裾がきれいにおさまってくれます。
基本的にモノトーンで合わせたくなるパンツですが、デニムとの相性もバッチリですね。
5.カジュアルにカーディガンを羽織ったコーディネート
グレーのカーディガンを羽織りました。
画像ではわかりませんが、インナーも少しゆったりした粗野感のあるTシャツをチョイスして、少しカジュアルテイストにしています。
6.カジュアルにボーダーTシャツでまとめたコーディネート
ボーダーTシャツで品よくカジュアルに着ました。柄は細めの方が大人っぽくて合わせやすいと思います。
太いパンツばかり穿いている僕でも、すんなり違和感なく合わせれたので、本当にコーディネートしやすいパンツです。
7.アウトドアテイストなカジュアルコーディネート
デニムシャツのコーディネートの上からマウンテンパーカを羽織るだけで、アーバンアウトドアテイストになります。
秋以降はこのような感じで活躍できると思います。
以上、7つのコーディネートを載せてみました。Giopantsは本当に守備範囲が広く、何でも合わせやすいです。
HOLICCのGiopantsのメリットデメリット
この夏はGiopantsが便利すぎてこればかり穿いていたおかげで様々な気づきを得ました。
最後に良いところと気になるところをまとめてみます。
メリット
まず、良いところを挙げます。
旅行とビジネスだけでなく、普段使いでも便利な機能が多いですね。
- シルエットが綺麗
- シワにならない
- 軽くて動きやすくて携行性も高い
- 速乾性があり夏も快適、通年使える
- 汎用性が高くどんなシーンでも活躍できる
デメリット
穿いていて気になったのはこんなところです。
- 対のジャケットがなくセットアップで着用できない
- フロントがオープンではない
対になるジャケットがない点とベルトループがないことで、厳しいドレスコードへの対応は難しいと思います。比較的ドレスコードの緩めな職種なら問題ありませんが、スーツ着用必須の場面には対応できことが一番気になった点です。
フロントがオープンでないのは、個人的な好みの問題でもあります。これはベースがトラウザーではなくイージーパンツなので、ある程度仕方がないのですが。。。
『旅も出張ももっと軽やかに』という目的を持って開発されたプロダクトなので、機能の取捨選択をした上でのデザインであるという意図を感じます。デメリットと捉えるのは厳しすぎる意見かも知れませんが個人的な意見はこんな感じです。
まとめ『Giopantsは最高のミニマルパンツです』
HOLICCのGiopantsはデイリーからビジネス、アウトドアシーンまで様々な場面で活躍してくれる画期的な1本でした。
機能的なパンツで、ここまでオンビジネスや街穿き向けに作っているプロダクトは他にないと思います。
世の中にはアウトドアブランドが発売しているもので、『街でも穿けます』というアプローチの製品は多数あります。
ただ、ストレッチでパッカブル機能のあるパンツは、ほとんどがウエストにウェビングベルトや股下にガゼットクロッチが付いたアウトドアパンツに傾向している物が多い。
対して、Giopantsは『街で穿くことを念頭に置き、旅でも大活躍する現代人のためのパンツ』という位置づけのように感じました。
ミニマルなデザインが好きで、アウトドアのデザインが視覚的に苦手、という方に間違いなくおすすめな一本です。
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HOLICCの圧縮バックパック『One』もレビューしてますので、合わせて読んでみてください。