服地パイセン

生地にうるさい服屋で学んだことを活かし、洋服のわかりづらいことをわかりやすく解説します。

【教訓】黒い服はほこりに注意。白い汚れの対処法は?

きれいめ黒Tシャツは要注意

こんにちは。 洋服の生地のブログを書いています、服地パイセンです。

 

2年くらい前に黒いきれい目なTシャツを買いました。 背筋が伸びるような、シャツみたいな質感でドレスアップできるTシャツ。
僕は私服勤務なのでジャケットは着ませんが、オフィスカジュアルOKならジャケットのインナーに着れそうなTシャツです。

 

『白いTシャツはいっぱい持ってるから違う色にしよう』と思って黒にしたんですが、とにかくほこりが目立ちます。こんな感じです。

黒い服はほこりが目立つ

黒い服はほこりが目立つということを忘れていました。このことは知っておいた方がいいことだと思うので、どのようなアイテムなのか、失敗や対処法など書いてみます。

 

▼ 目次 から読むのをオススメします

 

 

 

 

ほこりが目立つきれい目Tシャツとは

きれい目Tシャツと書いてますが、いったいどのようなものか。

  • ジャケットのインナーに着れるようなもの
  • 光沢感があって無地で上品な印象

こんな要素を持っているTシャツです。

 

ジャケットスタイルにも気兼ねなく着れて、リモートやWEB会議にぴったりなきれい目Tシャツとイメージしていただくとわかりやすいと思います。

 

ディテールや特徴

きれい目というだけあって、デザインはシンプルなものが多いです。

この手のTシャツの特徴としてはリプが細めに設定されてたり、ステッチ(縫い目)が目立ちにくいように工夫されていたりします。

今回のほこりに関していうと、特に気をつけてほしいのは『生地』です。
どのようなものなのでしょうか。

 

生地や素材

ドレスTシャツの生地感

Tシャツですけど、ドレスシャツのように細い糸で光沢とハリがある生地です。

 

こういう『オンでも使える』を謳うものは、たいてい細長い超長綿の双糸を使用しているので光沢感があります。
上品な光沢感が、ビジネスやリモートワークに求められる『Tシャツだけどきちんと見えする』という機能を満たしてくれます。

編み方は天竺素材(普通のTシャツの生地)もありますが、フライスやスムースと呼ばれる両面編みのものもあります。

 

僕が買ったものはスムースと呼ばれる両面編みで、独特のハリとコシがあり綺麗な表情。表と裏が全く同じ編み方になるので、両面ともなめらかで繊細で高級な印象です。

 

きれいめTシャツについてはこれくらいにして、ほこりがつく原因について具体的に書いていきます。

 

黒い服にほこりがつく原因

なぜ黒い服にはほこりがつくのか?
あのほこりはどこからやってくるのでしょうか?

ほとんどは洗濯中に付着します。

これはなにも黒い服だけにほこりがつくわけではありません。
黒い服はほこりが目立ちやすいから気になるのです。

 

洗濯のときに繊維が付着する

ほこりはほとんどが違う服から抜け落ちて付着した繊維です。

実は人間の目には見えないレベルで、洋服からは繊維が抜け落ちていて、それが洗濯のときに付着してしまうんですね。
フリースなんかは抜けてるのがよくわかりますが、他の生地でも実は抜け落ちてます。

 

あとは洗濯槽にゴミが溜まっていたりが汚れているということもあるようです。

 

ほこりが目立つ色である

普段は繊維の存在なんか気にしないと思います。
でも黒い服を着た時だけはすごく気になります。
ほこりというか繊維が白っぽいからです。

 

繊維がついた黒い服をよーく見るとこんな感じです。

ほこりが目立ちやすい生地

細くても目立ちますね。

これは糸くずよりもかなり細い、他の洋服から抜け落ちた繊維です。
糸は繊維を撚って作られているので、どうしても抜け落ちてしまうんですね。

 

服が薄い色だと服の生地と繊維が馴染むのでほとんど見えませんが、濃い色の場合はコントラストが強くなるので目立ってしまうようです。

 

ほこりが目立ちやすい生地

服の生地もザラザラしていたり、起毛しているものは気になりません。
逆に表面がツルッとしているものは、細かい繊維でも付着するとアラが目立ちます。

 

付着した繊維をマイクロスコープで拡大してみます。

ほこりをスコープで拡大した写真

繊維は透けるほど薄い白っぽい色をしていました。

 

服の生地は細い糸が整った均一な編まれ方をしていますが、そこに繊維があると存在が浮いているというかすごく目立ってしまいます。
太い糸だったり、少し荒めに編まれていたらこんなに目立たないんでしょう。

いくつかほこり取りグッズを試してみました。

 

ほこりをとる方法

ほこりや繊維がついたら取り除く。
当たり前のことなんですが、色々試してみました。

 

コロコロでカーペットのように掃除

ニトムズのコロコロで服のほこりを取った

『コロコロ』の名称で通じるくらい普及していて、一家に一台あるんじゃないでしょうか。
いろんな会社が開発していて、あらゆるところで販売されています。100均でも売っています。

 

ちなみに、『コロコロ』は株式会社ニトムズのものがオリジナルで、ニトムズの商標になっているようです。
主にカーペット用として最近つかっているんですが、粘着力や、テープの千切りやすさが100均のものとは全然違いました。

 

いくつか種類があるんですが、特に「ハイグレード強接着」はしっかり取れて使い心地も良いです。

 

 

(2023年8月8日追記)
コストコ情報館さんの『【2023年8月更新】買わないと損!コストコのおすすめ商品・食べ物110選』を読んで思い出しましたが、コストコで販売されているスコッチブライトの衣類用粘着クリーナー「リントローラー」は持ち手が手にフィットして、コロコロしやすいんですよね。(実は僕、10代の頃コストコで働いてました)

こちらはコストコの情報満載で、読むだけでも面白いおすすめサイトです。
▶︎コストコ情報館

 

ほこり取りブラシは持ち運べて便利

無印良品の洋服クリーナー

ほこり取りブラシは持っておくと便利です。
コロコロのように一気に取れませんが、数回ブラッシングすればきれいになります。
使い心地というよに、どこへでも持ち運べる携行性の高さが魅力です。

 

コロコロをカバンに入れて持ち歩くわけにはいきませんが、洋服ブラシは嵩張らないのでカバンに忍ばせてます。

黒い服についたほこりを洋服クリーナーで綺麗にする

 

洋服は、気づいたらほこりがついてることはよくあります。
外出時に気になったらいつでもブラッシングできるのはとても便利です。

 

きれいめTシャツの注意点のまとめ

きれい目な黒いTシャツのほこり問題について書いてみました。

 

きれいめTシャツは白が無難

ドレッシーなTシャツなのにほこりが目立つなんて…って思いますが、無難に白にしとけば大丈夫でしょう。

 

『黒いTシャツのほこりに注意』というテーマとは少し違うかもしれませんが、黒いきれい目なTシャツは個人的にはおすすめしづらいです。
カジュアル化しつつあるビジネスウェアでもワイシャツの代替として着るならやっぱり白ですし。

 

黒が着たいならブラシを用意する

それでも黒が良いなら、何か対処した方がいいでしょう。

 

コロコロは広範囲にほこりを取れるんですけど、持ち運びやすさを考えるとブラシが良いと思います。

無印の洋服クリーナーは手の平サイズで持ち運びやすい

無印のブラシは薄くて手の平サイズの無駄のないデザインで持ち運びやすいので気に入ってます。値段も2〜300円くらいで安いですし。

 

スーツにも使えるので、一つ持っておくと便利です。

 

洗濯機を掃除するならこれがおすすめ

洗濯槽には繊維くずだけでなくカビとか雑菌がいっぱいだそうで、定期的にきれいにしてあげないと汚れが付着したままになってしまいます。

 

綺麗になるものとならないもの、メーカーによって全然違うようで、(奥さんが)色々試したところ、シャボン玉石けんの洗たく槽クリーナーが良さそうでした。

写真など記録を残していないのですが、本当にきれいになってたのでおススメです。

 

 

 

 

他にも洋服のお手入れ関係の記事がたくさんあります。

 

www.fukujipaisen.com

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