こんにちは。
服の生地についてのブログを書いています、服地パイセンです。
洋服はどうしてもシワになってしまいます。
綿の製品なら尚更。
服は一日中着ていると、肘などのよく動かす箇所は特にシワができてしまいます。
洗濯すればシワは取れるのですが、中には毎回洗うわけではないものもあります。
そういった服のシワを伸ばすのに、T-falのスチームアイロンが便利で役立っています。
T-falのアクセススチームシリーズだけでもこれまでに3種類使ってきました。
そんな僕のいちおしのスチーマーについて書いてみます。
- スチームアイロンというものはなんだ?
- 通常のアイロンとスチームアイロンの違い
- スチームアイロンはどれがいいのか?衣類スチーマーの注意点!
- ティファールの物を3種類つかってきて思うこと
- ティファールの衣類スチーマーのスペック
- 自分が何にスチームをあてるか、どんなシワを伸ばしたいのかを考えて!
- 最新のアクセススチームピュアのおすすめポイント
- 最後に
スチームアイロンというものはなんだ?
スチームアイロンはハンガーにかけたままスチームを当てるだけで、シワが取れる便利な小型家電です。
アイロン台いらずで、すぐにアイロン掛けができるので『忙しい朝にもササっと、ふんふ〜ん♫』みたいなイメージありますよね。
実際はどうなのか。
普通のアイロンじゃダメなのか。
まずは、違いをみていきます。
通常のアイロンとスチームアイロンの違い
シワを伸ばすものとして一般的になものはどのようなものがあるか。
少しくどいようですが、そこから説明していきます。
まず、そのような小型家電はドライアイロンとスチームアイロン、衣類スチーマーの3種類あります。
ドライアイロン
ドライアイロンは昔からある、一番定番のアイロンです。
高温のアイロン面の熱と本体の重さでプレスし、洋服のシワを取り除いてくれるアイロンです。
ワイシャツやハンカチ、シーツなどのシワをしっかりと伸ばしたいときに使用します。
パリッと仕上がり、大量のアイロンがけも楽々行うことができます。
スチームアイロン
スチームアイロンは、蒸気の力でシワを伸ばします。
衣類の匂いケアもしてくれます。
スチームアイロンにもいくつか種類があり、ワイシャツをきっちりプレスしたいときは、スタンダードなかけ面の広いタイプ、スーツやコートを整えたいときは、ハンディタイプのスチームアイロンが役立ちます。
衣類スチーマー
その他にも「衣類スチーマー」という製品があります。
衣類スチーマーは、高温のスチームを衣類に噴射して、シワを取る小型家電です。
ハンガーに掛けた衣類にアイロン面を当てるだけで、スチームによりシワ取りや脱臭を行うことができます。
高温のスチームを大量に噴射するのが特徴で、アイロン台を使用することなくアイロン掛けができるので、時間がないときにも便利です。
案外忘れがちなのですが、
『T-falは衣類スチーマーである』ということ。
スチームアイロンではないということを忘れてはいけません。
スチームアイロンはどれがいいのか?衣類スチーマーの注意点!
コスパを売りにしている某メーカーの
ハンディタイプの衣類スチーマー(約3000円くらいのもの)は、
スチームが弱すぎて使い物になりませんでした。
そうです。
衣類スチーマーはアイロンのようにプレスしないので、蒸気が弱いとシワがなかなか伸びないのです。
そして出てくる蒸気の量を気にするようになり、ティファールの物を愛用するようになりました。
先日、勤めている会社の備品のスチームアイロンを買い替えた際に、色々と比較検討したのですが、やっぱりT-falのアクセススチームにいきつきました。
ティファールの物を3種類つかってきて思うこと
これまでに
『アクセススチーム(プラス)』
『アクセススチームライト』
『アクセススチームピュア』
の三種類を使ってきました。
すべてに共通していえることですが、
T-falのスチーマーはスチームの威力が強いように思います。
(Panasonicのやつは気になっているので、使ったことある方いたら感想など教えてほしいです)
T-falの衣類スチーマーのメリット
衣類スチーマーの使い方はハンガーにかかった状態で、
手で引っ張りながらもう一方の手で本体を押し付けるようにしてシワを伸ばします。
アクセススチームシリーズを使ってみて、
全体的に思ういい点を書いてみます。
スチームの威力が強い
他社の製品よりスチームが強いと思います。
シワはきれいに取れますし、ニオイもたぶんとれています。
さすがに本物のアイロンのようにパリッとするわけでもないし、
細部は難しいものの、十分見栄えがする程度にはシワが取れます。
パンツの折り目をピシッとつけるにはアイロン必須ですが、
日常のメンテナンスはスチーマーをあてるだけで完了するような感じです。
ただ、アクセススチームのどれを選んでも正解、
というわけではなく、選び方にも抑えておくべきポイントがあります。
これについては後ほど書きます。
給水量が多い
色々比較したのですが、T-falの物は全体的に給水量が多めです。
給水量が少ない場合、薄手の服を1枚スチームするだけなら問題ないのですが、2、3枚となると途中で水を補充しなければなりません。
これはすごくめんどくさいです。
床置きできる
底面が大きく安定しているので、安定感があり床に置きやすいです。
スチームをかけている途中でテレビのチャンネルを変えたり、少し手を離すことは意外とあるので、安定感があるのはけっこう助かります。
T-falの衣類スチーマーのデメリット
アクセススチームを使ってみて、気になった点を書いてみます。
水タンクが減りやすい
給水量は多いのですが、パワフルな分スチームとして出て行く量も多いです。
スチームの威力とのトレードオフになるので仕方ないことなのですが、割とすぐ水がなくなってしまいます。
一応、コンパクトなモデルでもシャツ2枚くらいなら一回の給水で足ります。
重いので少し疲れる
割と重さがあります。
一般男性なら問題ありませんが、小柄で腕力に自信がない方にとっては
なかなか重たく感じるかもしれません。
給水量が多いということはその分重くなるので、
これも仕方のないことなのですが。
スチームでシワを伸ばすのは限界もある
スチーマーでは、素材によってはシワを完全に伸ばすことができません。
衣類のシワをきっちりと伸ばして、ピシッと仕上げたい場合にはあまりおすすめできません。
パンツのクリースをきっちりつけたい場合なんかは、どうしてもアイロンがいると思います。
ティファールの衣類スチーマーのスペック
実際に使ってみたスチーマーの、スペックを比較してみます。
僕が大事だと思う項目はこちら。
【スペック】
①スチーム量
②立ち上がり時間
③水タンク容量
選び方のポイントも合わせて書いていきます。
アクセススチームプラス
今のT-falの衣類スチーマーの標準モデルです。
パワフルで、タンクも大きめです。
とりあえず間違いのないモデルだと思います。
①スチーム量:18g/分
②立ち上がり時間:40秒
③タンク容量:185ml
2022年1月現在の公式のオンラインショップの価格は14,000円(税込)です。
アクセススチームライト
標準モデルよりコンパクトなモデルです。
値段も少し安いのですが、パワーが弱く、ネクタイやシャツくらいの厚みなら問題なくシワを伸ばせれますが、アウターくらいの厚みになるとちょっと厳しいです。
立ち上がり時間も45秒と遅いので、朝の忙しい時間に使うのはちょっと。。。
値段が安いのはいいのですが、僕としては一番おすすめしないモデルです。
①スチーム量:15g/分
②立ち上がり時間:45秒
③タンク容量:140ml
2022年1月現在の公式のオンラインショップの価格は9,768円(税込)です。
アクセススチームピュア
タンクの容量が増え、スチームも強くなった2021年秋に発売されたばかりの新しいモデルです。
何より立ち上がり時間が25秒まで短くなっているので、ストレスなく使えます。
他の物よりお値段も少し高めですが、
一番パワフルでタンクも一番大きいので、僕的には一番おすすめです。
①スチーム量:22g/分
②立ち上がり時間:25秒
③タンク容量:200ml
2022年1月現在の公式のオンラインショップの価格は18,700円(税込)です。
自分が何にスチームをあてるか、どんなシワを伸ばしたいのかを考えて!
3つのモデルを紹介しましたが、生地の薄い物ならどれでも大丈夫です。
ただ、家庭用の衣類スチーマーとなると、色んな生地のシワに対応してしなければなりません。
アウターや生地の厚いものもスチームするとなると、アクセススチームピュア一択かなと思っています。
もし、これから衣類スチーマーを検討するのであれば、自分がどのようなものにスチームをあてるのかをイメージしてから選ぶのがいいでしょう。
最新のアクセススチームピュアのおすすめポイント
アクセススチームピュアを一番推してますが、
おすすめなポイントを書いてみます。
スチームが噴射されるまでの時間が短くなった
これまでのアクセススチームは約40秒待たないといけませんでした。
ただ待つだけの40秒って短いようで、意外と長く感じます。
ピュアは待ち時間25秒なのでかなり短縮されています。
『たったの15秒』と思うかもしれませんが、
体感としてはかなり違うのでこれはかなり嬉しい。
パワフルモードとデリケートモードを切り替えれる
通常でもけっこうなスチームの威力なのですが、
パワフルモードにするとすごい勢いでスチームが出ます。
たぶん、初めての人はびっくりすると思います。
それくらい出ます。
メルトンのコートなど、厚手のアウターのシワも難なく伸ばせます。
タンクの大きさは過去最大の200ml
スチームの威力が強い分水の減りも早いので、タンクは大きい方がいいです。
色の濃い方が標準モデルの185ml、
白っぽい方がアクセススチームピュアの200mlです。
流線型で近未来的なデザインですが、ドラゴンボールのフリーザ様っぽいですね。
最後に
上で挙げた他にも、
繊維に入り込んだ小さなチリを除去できる『クリーンパッド』がついていたり、
服に香り付けできる『香り付けタブレット』がついていたりと、機能がいっぱいあります。
それらについて、僕はあまり活用していませんが、うれしい人にはうれしい機能なんではないでしょうか。
T-falのアクセススチームピュアは、このシリーズ最強のモデルだと思うので、
僕のイチオシ衣類スチーマーです。
楽天やAmazonだと、公式よりもすこしお安いようです。
毛玉取り機について書いた記事もあるのでよかったら読んでみてください。
\アパレル専門家のお手入れ術をまとめました/