大きい3WAYバッグが僕とっては使いづらいバッグでした。具体的にはAerのフライトパックです。愛用してるので失敗とは言いませんが、どうも無駄が多く、実質デカいだけのリュックのような扱いになっています。
そもそも僕がなぜこのバッグにしたのかというと、ブリーフ型としてもリュックとしても使えるバッグを探していたから。
僕が勤めている通販の会社に取り扱いがあり、購入前から機能•仕様•特徴は熟知していたのですが、いざ使用してみると使いづらいことに驚きました。
この記事では、大きい3WAYバッグが使いにくかったのでその体験談をまとめました。これからバッグを買おうと思ってる人に後悔してほしくないので、参考にしていただけると嬉しいです。
- ①3WAYバッグは手持ちすると重い
- ②手持ちでは中の荷物が片寄り、型崩れの原因になる
- ③3WAYだけどショルダーバッグとしては結局使わない
- ④機能的だけど案外収納力が低い
- ⑤結局同じポケットばかり使うことになる
- ⑥職場にバッグを置くスペースがない場合、大きくて困る
- ⑦大人数で車移動の際、車内の置き場所に困った
- 最後に
①3WAYバッグは手持ちすると重い
僕が3WAYバッグを買った理由ですが、スーツを着た時にブリーフバッグとして使いたかったからです。スーツの時はブリーフ型としての手持ち、カジュアルではリュックとして使いたくて、ショルダーはたまに使えたらいいかなぁくらいの気持ちでした。
まず、スーツを着てブリーフとして手持ちしてみた感想は、『とても重たい』です。
そもそも機能的な大きめの3WAYバッグはカバン自体がけっこう重い。生地は軽くて強度のあるナイロンを使用していても、部材が多い分重たくなるのは仕方ないのかもしれません。
公式HPを参照すると、その重量は1530gとあります。そこに荷物が入るとさらに重くなるので、軽く2kgは超えてしまいます。軽めのダンベルのような重さになるので片手で持ち歩き続けるのはなかなか苦痛。持ち始めて数分のうちはいいんですけど、20分もしたら腕が疲れてきます。
このことから、大容量の機能バッグとブリーフバッグの機能性は分けて考えた方が良いと思いました。ブリーフに多くを求めてはいけません。
②手持ちでは中の荷物が片寄り、型崩れの原因になる
3WAYバッグをブリーフとして手持ちすることで起こる問題は重さだけではありません。型崩れについても問題があります。
荷物を入れたバッグは下方に力がかかり続けています。その状態を長く続けていると、いくら頑丈なナイロン生地とはいえ、どうしても型崩れというかクセがついてしまいます。バッグの下方に荷物が集まるので、下部が広がり、上部が窄まる。
ずっとブリーフとして使用し続けるなら問題はないのですが、3WAYバッグは(ブリーフは横型、リュックは縦型というように)バッグの向きを変えて使用します。
横向きに型崩れしたバッグを縦向きのリュックとして持ち替えて背負った際、片側に歪んでるのがよくわかります。この型崩れしたバッグが背中にあたる感触が気持ち悪いのです。縦型と横型は分けて考えた方がいいです。
③3WAYだけどショルダーバッグとしては結局使わない
3WAYバッグは、
①バックパック、②ブリーフ、③ショルダーバッグの3通りの使い方ができるバッグです。
ところが僕はショルダーバッグとして使ったことは一度もありません。ショルダーストラップは購入時の状態で眠ったまま放置しています。
こうして改めて考えてみると『ショルダーストラップ要らないからその分値段を下げて欲しいなぁ』とも思ってしまいます(初めからショルダーでは持たないかなぁと思っていたので自分の問題なんですけれどもね)。
ショルダーストラップはオプションパーツとして必要な人だけが追加購入できるように、別売りするようにしてくれたら嬉しいかもしれません。
④機能的だけど案外収納力が低い
僕が実際に使っているAerのフライトパックは見た目はかなり大きいのに収納力が低いという、なんとなく失敗した感じが否めません。
最近のハイテク機能バッグはガジェットを細かく仕分けれるようになっています。それはそれで機能的で良いんですけど、融通が効かずに使いづらいなぁとも感じます。
ペンはペン、ノートはノート、細々したものを保管するスペース等の規格にあわせた最適なポケットを設置してくれているんですが、それが自分にハマらなかった場合や、例外的に荷物が増えてしまった場合などに使いづらい。
具体的には仕事帰りにジムに行く日の荷物。Tシャツ、パンツ、運動靴をできるだけコンパクトに詰めても、バッグがパンッパンになってしまいます。
公式HPの情報では容量は約20リットルなのですが、使ってみるともう少し低く感じるんですよね。一回り小さいはずのHOLICCのOne(容量16リットル)の方がたくさん入るという、不思議な現象が起きています。
仕事帰りのスポーツジムがどのくらいの荷物になるかは下記の記事を参考にしてみてください。
▶︎ 【仕事帰りのスポーツジム】最適な服装と選び方を紹介します
⑤結局同じポケットばかり使うことになる
機能的なバッグはポケットが多くて便利。それ自体はいいことなんですけど、結局同じポケットばかり使っています。
僕が一番よく使用するのは上部のポケット。イヤホンとかフリスクとか、のど飴なんかをポイポイ放り込むので煩雑になっていますが、このポケットが便利なので、結局ここばっかり使っています。リュック選びのひとつの基準になるのではないかと思えるほど、バックパックで上部にスペースを設けてくれているものはとても使いやすい。
裏を返せば、横向きのブリーフ持ちにしたときはこのポケットは使わない(=無駄)ということになります。3WAYの機能バッグになってくると、持ち方に合わせたポケットが用意されているので、それ以外のスペースが結局無駄になってしまうということです。、
⑥職場にバッグを置くスペースがない場合、大きくて困る
大きいバッグは出張や荷物が多いときは活躍するのですが、普段使いには小回りが利かないので使いづらく感じることも多いです。何が困るって出勤したときのバッグの置き場所。バッグを置くスペースがないオフィスの場合は保管場所に困ります。
僕の職場はバッグを置く専用のスペースを設けられていないので、自席のデスクの足元にバッグを置くことになります。隣の席の人とのスペースは限られているので、大きいカバンだと邪魔になってしまっています。
人によって普段の荷物の量は異なりますが、バッグの中身って案外少なくてすみます。財布とスマホとキーケース、定期入れや名刺入れ、歯ブラシ、イヤホンとノートとペンケースとポーチくらいでしょうか。書き出すと多い気もするけど、これくらいなら割とコンパクトなバッグで十分。
僕の使用しているAerのフライトパックは、毎日の仕事で使うには少し大きすぎましたね。
⑦大人数で車移動の際、車内の置き場所に困った
最後は、オフィスでのバッグの置き場所に困ると近しい内容なのですが、大人数での車移動の際、車内での置き場所にも困りました。車内に持ち込むと、バッグが大きいために乗り合わせた人のスペースを占拠し足元が狭くなってしまいました。これにより乗車中の快適さが損なわれたというか、すごく気をつかいました。
仕事で上記のようなシーンが想定される場合はおすすめしにくいです。
今後は、よりコンパクトなバッグを選ぼうと思います。薄型だったり、コンパクトだったり。小回りの効くバッグの方が使いやすいと感じましたね。
最後に
僕にとって3WAYバッグが使いづらかった経験をまとめてみました。何でも良いトコ取りをして一つにまとめたら便利になるもんではない、ということを伝えたいですね。
そんな僕の意見としては、手持ちのコンパクトなブリーフ、背負う少し大きめのバックパック、それぞれを分けて用意した方がいいと思います。
ただ、必ずしもおすすめできない、と言うわけでもありません。バッグは自身のライフスタイルや持ち物にぴったりハマればいいと思うので、3WAYバッグも合う人には合うと思います。
例えば『自分にはどんな形のバッグが合っているかわからないから色々試したい』『ある程度ちゃんとしたバッグに初挑戦する』というような人には向いていると思います。頑丈ですし、色んな持ち方を試すことができるので。
今回使ってみたAERのフライトパックはこちらになります。
メンズのバッグ選びで失敗しないために知っておくべきこと、という記事でもバッグ選びについて書いているので、よかったら読んでみてくださいませ。
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僕が愛用している機能的なバッグをレビューしているので、あわせて読んでみて下さい。
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