服地パイセン

服の生地について語ります

ビニール袋?プラスチックバッグ?違いや見分け方、環境汚染について

プラスチックとビニールの違い

 

こんにちは。
服の生地についてのブログを書いています、服地パイセンです。

 

曖昧に覚えていたり、適当な使い方をする単語ってたくさんあります。

 

僕の親はコンビニやスーパーで買い物をしたときにもらう袋を「ビニール袋」と言っていました。

その影響もあり、僕もビニール袋と言っていました。

 

気がつけばいつのまにか「レジ袋」という言い方に変わってましたが、今思うとあれはビニールではないので、間違いだったんですね。

調べてみると、ビニール袋って言っていた人はけっこういるっぽい。

 

そんなビニール袋の間違いや、環境問題について書いてみます。

 

 

 

 

ポリ?ビニール?プラスチックを理解しよう

海外のショッピングセンター


海外のショッピングセンターで、たくさん買い物をした際、

「大きなビニールの袋ください」
と言ったら、首をかしげられるそうです。


ビニールの袋とは、レジ袋のことなのですが、国によって全く通じないらしい。

海外では買い物の時にもらう袋は
「プラスチックバッグ」だそう。

そういえばなんとなく勝手に
柔らかいものはビニールで、
固いものはプラスチックと使い分けている感覚があります。

 

2020年からレジ袋が有料化され、あの袋を手にする機会は減りました。

買い物のときにもらうあの半透明の袋も、レインコートも日本ではビニールと呼ぶ人もいますが、海外ではプラスチックと呼ばれるのです。

 

先に答えを言っておくと、
プラスチックは合成樹脂の種類、その中の特定の素材がビニールなんです。

 

ビニールの英語の発音

ちなみに発音も日本とは全然違います。

ビニールのスペルは「VINYL」とつづりますが、この発音は「ヴァイニル」です。

これははじめて読んだ人が、ローマ字読みして「ビニール」と言ったんでしょうか。

「 プラスチック袋」と「 ビニール袋」の違いや用途

レジ袋はプラスチックの袋ではありますが、ビニール袋ではありません。

 

スーパーやコンビニなどでもらえる買い物袋は、ポリエチレンやポリプロピレンでできている「ポリ袋」です。

日本人は塩化ビニル樹脂を昔から使っていたので、ビニール袋という名称が一般化したようです。

そのため「ビニール袋」と呼んでいるもはほとんどが「ポリ袋」にあたります。

家庭で使用しているごみ袋もポリエチレン製なので、本当はポリ袋になります。

 

コンビニやスーパーのレジで渡されるレジ袋はポリエチレンになります。

ポリエチレン(PE)はプラスチックの一部になります。

プラスチックの分類

「プラスチック」とは

僕たちの回りは、数多くのプラスチック製品であふれています。

そもそも、プラスチックとはどのような物質なのか?


プラスチックは「合成樹脂」とも呼ばれ、人工的に合成された樹脂という意味となります。


樹脂とは、樹木から分泌される樹液が固まった物質で、松ヤニ・漆などがその代表格です。

これらは水に溶けにくく固まった後は形を保持する性質があるため、昔から塗料や接着剤などとして使われていました。


このような性質があり、更に使い勝手のいい樹脂を幅広く使うため、石油を原料として化学的に合成したのが合成樹脂で、プラスチックはその一部です。

 

一般的には「主に石油(ナフサ)に由来する高分子物質を主原料とした可塑性の物質」と定義されています。

 

プラスチックの原料は?

プラスチックは石油から得られるナフサが原料になります。

 

ナフサをさらに加熱分解して分離すると、プラスチックの原料のエチレンやプロピレンになります。
これらは気体や液体なので、そのままでは利用できません。

 

ビニール袋の「 ビニール」とは

本来ビニール袋とは、水着入れなどに使われるような厚手で透明のもの、ビニール樹脂を袋状に成型したものです。

いわゆる「塩ビ」=ポリ塩化ビニル(PVC)のことです。

 

塩化ビニル以外の軟質プラスチックも全て「ビニール」と呼ぶのは日本だけのようです。

 

日本ではビニールの普及が早く、昔から使われていたからだとか。

 

性質としては、薬品に強く燃えにくい。水に沈む、という性質があります。

 

ビニールの原料は?


ビニール袋の素材は「塩化ビニル樹脂」というもので、石油から製造されるエチレンと塩素を反応させることで作られます。
塩化ビニル樹脂にも軟質と硬質の2種類があって、ビニール袋は軟質になります。

 

ポリ袋の「ポリ」とは

ポリ袋はポリエチレンを素材とする袋です。

「ポリ」とついているように主にポリエチレン(PE)が原料として使われています。

 

日本で「レジ袋」と呼ばれているもののほとんどはポリエチレン製のポリ袋です。

 

薬品に強く燃えやすい。水に浮く。安くて加工しやすいという特徴があります。

 

ポリ袋の原料は?

ポリ袋は「ポリエチレン」や「ポリプロピレン」から作られています。
ポリエチレンとポリプロピレンは、どちらも石油から製造される物質です。ポリ袋はビニール袋と比較して薄手の材質であり、袋状に広げても基本的に自立できません。

 

プラスチックの環境問題

ポリ袋

プラスチックによる環境問題が重要視されています。

 

その中でもポリ袋については次のようなことが問題となっています。

生分解性がなく海洋汚染につながる

海洋汚染の原因になっているプラスチックごみ。

 

基本的にポリ袋は自然に分解しません

そして水に浮く性質もあるため海の表層を漂います。

そのため、ウミガメなどの海洋生物が誤って飲み込んでしまうなどの問題も起きているのはご存知だと思います。

 

そして、生分解性ポリ袋や光分解性ポリ袋の研究が進んでいるそうです。

 

ビニールとプラごみの分別は?

正しくごみを出したいと思う人ほど、分別で悩むことが多いんではないでしょうか。

「汚れのついたプラ容器の分別は?」
「中を洗えない調味料の小袋は?」
など自治体によってプラごみの出し方は異なり、分別収集派と焼却処分派に分かれます。


集めた容器包装は再生プラスチック製品の原材料などにリサイクルされています。


一般家庭から排出されるゴミは、お住まいの市町村等の責任でゴミ処理をしいます。
そういうこともあり、不燃ゴミ可燃ゴミかの基準は全国一律ではありません。
お住まいの市町村に確認する以外ないのが現状です。

なぜ基準が違うのか
焼却炉の新旧などのゴミ処分場の処理能力により、差が生じてしまいます。


基準がまちまちでは混乱を招くとの観点から環境省で、ガイドラインをつくろうとしているようです。

 

ビニール袋とダイオキシンと嘘

ダイオキシン問題で世の中が騒然となった時期に「ビニール袋を燃やすとダイオキシンが発生する」という説が流れました。

ポリ袋を燃焼させてもダイオキシンは発生しません。

塩化ビニールについても「燃焼時のダイオキシン発生説」がありましたが、現在ではほとんど関係がないことがわかっているそうです。

 

最後に

「 プラスチック袋」と「 ビニール袋」の違いについて解説してきましたが、そのまとめです。

まとめ

ポリ袋やプラスチック袋:コンビニやスーパーなどで渡されるレジ袋

ビニール袋:水着入れなどに使用する透明で厚手の袋。

 

合成繊維やリサイクルナイロンについて書いた記事もあるので、あわせて読んでみてください。

 

www.fukujipaisen.com

 

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