こんにちは。
服の生地についてのブログを書いています、服地パイセンです。
気温も30度を超える日が増え、Tシャツ一枚で出かける日が増えました。
僕は長年グッドウェアのTシャツを着ていて、何回もリピートしています。
その間にサイズ感のトレンドも変化していることもあり、サイズもバラバラに購入。
気づけばM、L、XLサイズを所有してしていました。
今回はそれを活かして、サイズ選びの参考になればと思い、各サイズを着比べてみます。
- グッドウエアのTシャツは普段着ているサイズ選び方で問題ない?
- グッドウェアTシャツのデザイン
- グッドウェアのサイズ感は?各サイズを着比べました
- グッドウェアのTシャツの良いところ
- グッドウェアの気になるところ
- Goodwear(グッドウェア)のサイズ感まとめ
グッドウエアのTシャツは普段着ているサイズ選び方で問題ない?
Tシャツとはいえサイズ感って難しい。
ネットで買うとなると試着もできないし、
「ジャストサイズ」という言葉自体もトレンドで変わりますし、人によって捉え方は様々です。
テロっとした薄い生地であれば大きめのサイズを着ても生地が落ちてくれるので大差はでませんが、
グッドウエアのような生地にハリがあるものはサイズによってシルエットに差が出やすいものです。
サイズの感じ方をこう表したとします。
①すごく小さい
②小さい
③すこし小さい
④ふつう
⑤すこし大きい
⑥大きい
⑦すごく大きい
「ジャストサイズ」はトレンドによって
すこし小さい③からすこし大きい⑤を行き来しているような感じです。
ちなみに今は大きめがトレンドなので、
ジャストサイズは⑤の「すこし大きい」でしょうか。
170cm、60kgの標準的な日本人体型の僕で、グッドウエアのTシャツのMサイズが④くらいになります。
つまり、サイズ感はいたって普通ということです。
選びやすいですね。
グッドウェアTシャツのデザイン
サイズ感の前に、
僕の思うグッドウェアの特長をさらっとご紹介します。
丸胴ボディ
クラシックなアメリカ製のTシャツらしい丸胴ボディを採用しています。
両端に縫い目がなく、快適な着心地とスッキリした見た目が特徴です。
身幅を少し大きめに設定し、着丈を少し短めにしたボックスシルエット。
古き良きアメリカのTシャツを彷彿とさせるシルエットです。
胸ポケットはたて12.5cm×よこ11.5cmくらいで、スマホを入れるとすこしはみ出るサイズ。
タバコを吸わない人にとってはあまり活用しないディテールかもしれませんが、
食事中などマスクを外すタイミングでは、この胸ポケットのマスクを入れたり何気に役立ちます。
ヘビーウェイトな生地
丈夫な厚手生地を使用したTシャツは、洗濯にも強くデイリーアイテムとして大活躍。
アメリカ綿を重厚に編込んだ、7.2オンスのヘビーウエイトな生地
適度な厚みでハリとコシがあり、伸び縮みや型崩れの少ないのが特徴。度重なる着用や洗濯もへっちゃらです。
グッドウェアのサイズ感は?各サイズを着比べました
デザインは全体的にこれといった特徴はない、アメリカンスタンダードなTシャツといったところです。
では、本題のサイズ感について。
170cm60kgの、日本人の標準体型。
絵に描いたようなMサイズ体型の僕が
MとLとXLを着比べてみます。
MサイズのTシャツのサイズ感
①肩幅:42cm
②身幅:50cm
③着丈:65cm
④袖丈:20cm
サイズは身幅、肩幅などどこをとってもジャスト。
程よくフィット感があり、肩周りなど少し体のラインを拾います。
着丈は親指の付け根あたり。
肩と胴回りはジャストサイズです。
LサイズのTシャツのサイズ感
①肩幅:45cm
②身幅:55cm
③着丈:68cm
④袖丈:21cm
着丈は親指の爪あたり。
肩はやや大きく、
胴回りはゆとりがあります。
好みもありますが、今のトレンドではこのくらいがジャストサイズに感じる方が多いのではないでしょうか。
XLサイズのTシャツのサイズ感
①肩幅:48cm
②身幅:60cm
③着丈:71cm
④袖丈:22cm
着丈は親指の先、お尻が隠れるくらい。
肩は落ち、胴回りはかなりゆとりがあります。
太いパンツやショーツなどを合わせる前提でのサイズ感ですね。
このサイズ感だとカジュアルすぎたり、少しだらしなく感じる人もいると思います。
グッドウェアのTシャツの良いところ
グッドウエアのTシャツを長年愛用していて
気に入っているところを書いていきます。
透けないので一枚で着れる
7.2オンスの生地です。
どれくらいなのかというと、
チャンピオン定番のヘビーウェイトTシャツT1011が7オンスなので、あれよりほんの少し分厚いくらいでしょうか。
『分厚すぎる』ということもないので、普段あまりヘビーTシャツを着ない方もトライしやすい厚さかなと思います。
透けないTシャツについて書いた記事があるので、よかったら読んでみてください。
丈夫な縫製で長く着れる
今回着ている白いTシャツは、
究極の普通=ノームコアが流行り出したときに購入したものかので、かれこれ10年近く現役で活躍してしています。
何にでも合わせやすく頻繁に着ているのですが、まったくほつたり破れる気配もありません。
Tシャツの縫製の記事でも登場してますので、よかったらこちらもあわせて読んでみてください。
アメリカ製はテンションが上がる
1983年に創業し、メイドインU.S.A.にこだわり続けているGOODWEAR。
アメリカ製ならではのタフさと風合いを持ち合わせ、ずっと変わらず「MADE IN U.S.A.」にこだわり抜いた一着です。
度々アメリカ製のものについて書いてますが、やはりアメリカ製のアイテムから漂う雰囲気って魅力的です。
グッドウェアの気になるところ
本当に気に入っているので、
無理やりひねり出した感じです。
ネックは狭めで硬めなので人によっては気になるかも
ネックは詰まり気味のクルーネックです。
首元はリブになっているので苦しくはないのですが、米綿特有の固さがあります。
リブは特に硬さを感じます。
それも魅力のひとつではあるんですが、しなやかな生地感が好きな人にとってはデメリットになるでしょう。
ネックが詰まっているので、小さめのサイズを買うときは注意したほうがいいかもしれません。
楽天などネットで買うときは類似品に注意
どうやらグッドウェアの類似品も流通してしているようです。
ライセンス品なのか偽物なのか、詳細はわからないのですが、今回紹介したGOODWEARの従来からあるポケTとは別ものになります。
タグ
ステッチ
ポケット
脇下
などの使用に違いがあるようです。
比較している画像をお借りしますが、
下が正規品です。
こちらも下が正規品です。肩の縫い方が違いますね。
見分け方は簡単で、
従来の正規品は6000~7000円前後し、
偽物の方は2000~3000円くらいで購入でき、
値段がかなり安いです。
安心できるお店で購入すべきですね。
正規で卸をしているのは
スタンレー、ソーズ、ナルミトレーディングのようで、
僕の所有しているものはすべてソーズでした。
Goodwear(グッドウェア)のサイズ感まとめ
グッドウエアのベーシックTシャツは、
ジャストサイズならいつも選ぶ普段のサイズ。
いまっぽく少しゆったり着るなら1サイズアップで。
わかりやすく大きく着るなら2サイズアップで選べば間違いないです。
ちなみに綿は水を吸うと繊維が締まるので、縮みやすいのですが、グッドウェアのTシャツは初めから洗い加工されており縮んだ状態で販売されています。なのでその後も乾燥機をかけなければ基本的には大きく縮みません。
伸びもほとんどないので、ずっと同じようなサイズ感で着用できます。
XXLサイズになると、値段が少し上がるようです。
これは使ってる生地の量が多いので仕方がないですね。
夏の定番としてグッドウェアの無地Tシャツをよく着てますが、思い返すと25歳くらいまで無地Tシャツというものを着ませんでした。
ノームコアブームくらいからでしょうか。
そういえば、東北の大震災影響で人々の物に対する価値観が変わり、定番で長く着れる丈夫な無地Tシャツが求められだしたなんて話しを聞いたことがあります。
グッドウエアのTシャツは本当に気に入っているので、実は僕のブログの中で何回も登場しています。よかったら読んでみてください。
一枚で着れるTシャツを徹底比較した記事
アメリカンコットンの記事
白Tシャツの黄ばみ取り
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